九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

横津神社(大分県日出町)、他に参拝

2008-06-15 18:30:37 | 神社巡拝
 6/14(土)、週始めの天気予報では雨でしたが梅雨の中休みとなり、急遽出掛けてきました。

 場所は、前から気になっていてラベンダーが見頃となっている「大神ファーム」のある大分県日出町にしました。
当町は国東半島の付け根に位置し別府湾に面した旧日出藩の城下町です。
 名物は暘谷城の下の海底、真水が噴出した所で採れる「城下かれい」が有名です。

 最初は、今回の順路では最後になった第三代日出藩藩主木下右衛門太夫俊長公を祀った横津神社です。

 横津神社(よこつじんじゃ)
【鎮座地】〒879-1502 大分県速見郡日出町大字藤原3049番地 旧豊後国 速見郡
【御祭神】木下俊長
【例祭】1月1日 元旦祭 2月12日 祈年祭 6月30日 大祓祭 11月23日 勤労感謝祭 12月31日 除夜祭
【旧社格等】郷社
【御由緒】
 第三代の日出城主を奉斎する。公は慶安元年に生まれ、亨保元年六十九才で没した。
遺命によりて現在の横津の森に鎮葬し、生前は郷内に於ける治山、治水の御偉業大にして郷内はもとより旧領内に及びて神社仏閣の奉改造修、御供米田、鳥居、石灯篭等を寄進し敬神崇祖と共に郷内の諸産業、文化の振興に意を用い、亨保元年九月八日六十九才で死去。
 明治元年三月、神仏分離の太政官布告により、神社は明治九年御神徳と共に無格社に列し、大正十四年三月十一日、郷社に昇格。昭和二十一年三月、神社制度改正に伴い社格を撤廃せられてより旧日出郷五か町村の崇敬者の奉賛によりて今日にいたる。
 昭和五十二年四月八日、神社創立壱百年記念祭を執行し各種記念事業で境内地内外の整備。昭和五十七年、諸事業の竣工奉告祭。尚、平成元年より五年に亘り御大典記念事業として拝殿瓦葺替え、全般の整備と日本人の心の故郷を呼び起こす神地として各種に亘り整備して又、人々の精神道場の神域づくりをすすめている。
 (平成祭データ)

 日出町藤原の風光明媚な別府湾を見下ろす山麓にあります。日出バイパスの日出ICの西数百mです。

参道綺麗に整備された石段が続きます、両側には各年代の燈篭が並んでいます。

 境内入口の鳥居

 拝殿 
 見事な瓦葺、甍に神紋の「独楽」があります、珍しい「独楽」は木下家の家紋です。

    拝殿の扁額

 本殿拝殿から最上階の本殿まで3棟の社殿が階段状に連なっています。
 慶応4年(1868年)太政官布告神仏分離により横津御廟から横津神社となり、明治10年(1877年)全社殿が建立されました。

 拝殿から参道二の鳥居の位置は微妙です、すぐ手前は断崖になっていますので注意が必要です。
 
境内社、豊張稲荷神社境内左にあります。

 豊張稲荷神社から別府湾の眺望
生憎の天気で視界不良です、天気の良い日は四国まで見渡せるとのことです。
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