九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

コウライアイサとカワアイサ(大分県)

2012-01-18 22:18:26 | 野鳥

 1/16(月)世界的希少種で超珍鳥のコウライサが渡来したとのことで出掛けてきました。
このコウライアイサは今期、日本では神奈川県の酒匂川と此処の2ヶ所にしか渡来していないようです。

 場所は大分市の近郊とのことで、7時前に自宅を出発、渋滞で北九州市を抜けるのに3~40分掛かり、現地に到着したのは9時30分を過ぎていました。予報では曇り、降水確率40%でしたが、宇佐・別府道路から大分自動車道に入る頃から小雨がパラツキ、現地到着時には本降りとなりました。天候不良は覚悟していましたがこれほど悪くなるとは想定外(嫌いな言葉ですが)でした。
 
 到着してすぐに、運よく見つけることができました。カワアイサ♂3羽♀1羽の中に目標のコウライアイサ♂1羽が居ました。早速機材をセットして雨の中、傘をさして撮影開始です。ほどなくコガモの群れが飛び込んで来て一緒に泳いでいましたが、すぐにこちらに向かって飛んできました。雨の中でISO1600に上げても、f7.1で1/250秒にしかなりません、写真はピンボケ、ブレブレでほんの証拠写真です。
 飛び立って下流に移動しているのは見られましたが、その後、しばらく視界から外れましたので、機材を撤収し雨宿りしながら観察を続けました。1時間以上経って割りと近くで見つけることが出来、あわてて機材を取り出しましたが、間一髪間に合わず上流に飛び去りました。見られたのはこれまででその後、全く来てくれませんでした。雨も止む気配はなく、探索も出来ませんので昼食後諦めて帰路に着きました。

 
左から、カワアイサ♀、カワアイサ♂、カワアイサ♂、コウライアイサ♂です。

コウライアイサ 
 特徴であるうろこ模様がはっきり見られます。

手前コウライアイサ、奥カワアイサ♂

 
けっこう気性ははげしいようで、カワアイサにチョッカイをだしています。

突然こちらに向かって飛んできました。

  
かなり遠くでしたが、コウライアイサの特徴である後ろ髪(冠羽)のバサバサ、うろこ模様が見られます。

撮影機材:カメラ:Nikon D300S
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2012年01月16日09:44~
撮影場所:大分県 

おまけ(オシドリ)
 昼食後、オシドリが10数羽来ていました。此処でオシドリに出会えるとは思い掛けないことでした。
この付近ではヤマセミも見られるようですが、この日は残念ながら見られませんでした。

 飛び去る気配もありませんでしたので、500mmf4+テレコン1.4倍に新兵器のNikon 1 V1を装着(通常はカメラにレンズを装着と言いますがこの場合はこちらが実感です。)してテストしてみました。
 
1.D300S(トリミングあり)
  撮影データ:ISO=1600、f8.0、1/160秒
  
2.Nikon 1 V1(トリミングあり)
  撮影データ:ISO=640、f5.6、1/80秒
 
3.D300SとNikon 1 V1(トリミングなしリサイズのみ)
  
  左D300S(500x1.4x1.5=1050mm相当
  撮影データ:ISO=1600、f8.0、1/250秒

  右Nikon 1 V1(500x1.4x2.7=1890mm相当)
  撮影データ:ISO=800、f7.1、1/60秒


4.Nikon 1 V1動画
  編集していません、編集も勉強しないといけません。
  ポツポツという音はビニール傘にあたる雨音です。







 雨の中、傘をさしての撮影でシャッター速度も上がらず、ブレが抑えられず写真は良くありませんでしたが、光線の具合が良く、レリーズなどブレ対策をしっかりすれば適材適所で充分使えると思われます。

 全部をフォトチャンネルにしました。
コウライアイサとカワアイサ(大分県)

ここをクリックするとフルスクリーンの画像が見られます↑

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