九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

明治神宮(東京都渋谷区)

2013-11-03 18:08:45 | 神社参拝ー関東

 11月3日文化の日、皇居では文化勲章の親授式が行われました。戦前は明治天皇の誕生日を祝う明治節と言われていました。
そこで久しぶりに本家「九州神社紀行」に明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする明治神宮を追加して更新しました。
 最近、園遊会で天皇陛下に手紙を渡すという何とも非常識な参議院議員がいたようですが、何を考えているのか全く信じられません。良識の府とも言われる参議院、良識のない議員は即刻辞表を出して議員を辞めるべきと思います。

明治神宮(めいじじんぐう)
【鎮座地】〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町1-1 旧武蔵国 豊島郡 
【御祭神】明治天皇 昭憲皇太后
【例祭】
【旧社格等】官幣大社 単立神社
【御由緒】
 明治神宮
祭 神 明治天皇(第122代天皇)
    昭憲皇太后(明治天皇の皇后)
鎮 座 大正9年11月1日(1920年)
例大祭 11月3日(明治天皇の誕生日)
由 緒 
 明治45年7月30日明治天皇が崩御になりますと、国民の間からご神霊をおまつりして、ご神徳を永遠に敬いお慕いしたいとの熱い願いが沸き起こりました。当神宮の造営にあたっては、全国各地よりの献木と青年団員の勤労奉仕がなされ、更には奉賛会を設立して外苑が奉献をみるなど、全国民挙げての創建となりました。

沿 革
 創建当初の社殿をはじめ主要建物は、昭和20年4月の戦災により焼失しましたが、昭和33年11月、国内はもとより海外からも多額の浄財が寄せられ、現在の社殿が復興されました。

境内
 内苑(東京都渋谷区代々木神園町)約70万㎡
 外苑(東京都新宿区霞ヶ丘 及び 港区元赤坂)約30万㎡

神楽殿
 平成の御大典記念事業として造営されたもので、明治神宮崇敬会及び全国崇敬者よりの多大な奉賛により平成5年に竣工しました。神楽舞、舞楽を奏しての厳粛な祈願祭を随時奉仕しています。

 ーー以下略
 (南参道入口案内板より抜粋) 

 東京都渋谷区代々木にあります。都心の喧騒を忘れさせる約70万㎡の広大な森に鎮座しています。例年初詣では全国一
の参拝者約300万人を数え、テレビ中継でもなじみの神社です。

参拝当日は東郷神社から、若者で溢れる竹下通りを抜けてJR原宿駅前を左(南側に)に進み山手線を跨ぐ神宮橋を渡り
、南参道に入りました。

鳥居から参道
 鳥居をくぐると、玉砂利を敷き詰めた広い参道が続きます。鬱蒼とした樹木に囲まれ荘厳な雰囲気に包まれています。

神橋
 参道を進むと南池から流れる小川に架かる石造りの神橋があります。

代々木
 神橋を渡り、しばらく進むと代々木の地名の由来となった名木「代々木」があります。

代々木
 この地には昔から 代々樅木の大木が育ち 「代々木」という地名が 生まれました。
この前の名木「代々木」は 昭和二十年五月の戦禍で 惜しくも焼失しました のでその後植継いだもの であります。
 (参道案内板)

御苑入口
 参道左手に御苑入口の東門です。江戸時代は大名加藤家、井伊家の下屋敷の庭園で、明治になり皇室のご料地となりました。面積は約83,000㎡、(25,000坪余り)
 案内板に明治天皇御製「うつせみの代々木の里はしづかにて都のほかのここちこそすれ」とあります。

奉献 葡萄酒樽
 参道左にあります。 明治天皇がお好きだった葡萄酒の樽です。フランスのブルゴーニュ地方の醸造元各社から献納されたものです。

奉献 清酒菰樽
 参道右、葡萄酒樽と対面してあります。全国各地の酒造家より献納されたものです。

参道の大鳥居
 北参道との合流点を左(西)に入った所にあります。昭和50年12月23日建替え竣工、形式寸法とも大正9年創建の鳥居と同じ。高さ12m、柱間9.1m、柱の径1.2m木造の「明神鳥居」としては日本一を誇ります。

社殿のある境内入口の鳥居
 大鳥居から御苑入口(北門)を過ぎて右(北)に曲がると社殿のある境内が見えてきます。

手水舎
 鳥居の左手前にあります。銅板葺きの堂々とした造りです。若い女性も多く見られました。

楼門
 鳥居をくぐると荘厳な造りの楼門です。

楼門から外拝殿
 楼門は華麗な装飾はありませんがしっとりした趣があります。

外拝殿
 楼門を入ると石畳の広大な境内の正面一段上に外拝殿です。

外拝殿
 創建は大正9年11月1日(1920年)昭憲皇太后とともに両祭神を奉祀する社殿が築かれました。現在の社殿は戦災で焼失したため、昭和33年11月復興されました。後方の高層ビルは地上27階のNTTドコモ代々木ビルです。

外拝殿
 一般の参拝は此処で行います。奥に正式参拝の内拝殿があります。さらに奥まって本殿です。

神楽殿
 平成の御大典記念事業として造営されたもので、平成5年10月に竣工しました。御朱印も此処でいただきます。

御神木「夫婦楠」
 外拝殿の左側にあります。大正9年(1920年)御鎮座当時に献木され御祭神の御加護のもと樹勢瑞々しき大樹に育ち ました。

「夫婦楠」から楼門
 初詣ではこの広い境内が参拝者で溢れることでしょう。

回廊から外拝殿
 社殿は楼門から回廊に囲まれた中にあります。

楼門から境内入口の鳥居
 楼門の扉には簡素な木彫りの紋章です。

大鳥居
 日本でも有数の大社です、さすがに外人さんの姿も数多くみられました。

奉献 葡萄酒樽と清酒菰樽
 これだけあると壮観です、葡萄酒は分りませんが日本酒はなじみのものも多くあります。

参道から南参道入口の鳥居
 社殿まで往復するとかなりの距離があり若干疲れましたが、清々しい気分になりました。

神宮橋
 大正9年、明治神宮造営時に山手線を跨いで架けられました。昭和57年9月、古い橋の姿を損なわないよう架け替えられ ています。写真左がJR原宿駅です。この橋の下に山手線が走っています。


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