九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

羽黒神社(福岡市南区)

2008-07-24 07:35:10 | 神社参拝ー福岡
 羽黒神社(福岡市南区)を掲載しました。

 羽黒神社(はぐろじんじゃ)
【鎮座地】〒811-1353 福岡県福岡市南区柏原字林崎372 旧筑前国 早良郡
【御祭神】大己貴命 倉稻魂命
【例祭】11月15日 新嘗祭
【旧社格等】無格社
【御由緒】
 羽黒神社由来碑
名称 羽黒神社
祭神 大巳貴命(おおなむちのみこと)
祭礼日 正月三ヶ日 四月十五日 九月十五日 十一月十五日
由来
 創建の時代は明らかではないが、「筑前国続風土記拾遺」に天正十四年(一五八六年)の当社に関する文書の存在を示す記載があり中世のころ出羽羽黒山の修験者によって勧請されたと考えられる。
 江戸時代には福岡藩主の深い信仰を受け、その武運長久、家内繁栄、無病息災と五穀豊穣の祈祷所でもあった。社殿等の新改築はその寄進による。特に神殿は荘厳な桃山造りで文化財に相当するものであった。また明治の初めまでは付近の集落の産土神であった。
 昭和二十年六月十九日福岡空襲によって社殿は焼失したが、昭和二十一年氏子によって再建され現在の社殿は昭和五十五年に再建されたものである。
 現存する鳥居、燈籠等の石造は江戸時代に建造された物が大部分であり、当社の歴史を示す文化財である。
 なを、文化、文政期における福岡藩主の信仰を示す文書も現存している。
  平成元年五月吉日
   福岡市文化会館資料による
 (境内羽黒神社由来碑より)

 福岡市南区柏原にあります。花畑園芸公園と柏原小学校の間の樹木の繁る小山に鎮座しています。樋井川に架かる朱の欄干の橋をわたると一の鳥居から急な石段の参道が続きます。

   鳥居の扁額
 明治以前のものと思われます、「羽黒?大明神」とあるのか上の2文字は判読不能です。
 
 参道樹木に覆われた参道、左に大きな神木(楠木?)があります。

   神殿跡の碑
 参道のほぼ中間点にあります、昭和55年12月吉日の日付があります。

 拝殿 
現在の社殿は昭和55年12月吉日の竣工です。コンクリート造りのようですが、瓦(甍)が綺麗です。

      
 拝殿内には米寿、ダイヤモンド婚記念など絵馬が多数奉納されています。狛犬は昭和57年6月吉日の奉納です。

 拝殿から本殿拝殿から本殿まで一体のように見えます。

 本殿創建年代は不詳ですが中世のころ出羽羽黒山の修験者によって勧譜されたと考えられています。
 社殿および社域の規模から無格社とあるのが不思議です。

  境内社同様の石祠が本殿左右にあります。

 拝殿から境内境内は割りと広く綺麗に整備されています。

    鬱蒼とした参道

   社叢全景
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