【山 名】金北山1172.1m(新潟県)
【日 程】令和3年5月30日(日)~6月1日(火)
【同 行】単独
【天 候】30日晴、31日晴、1日晴
【ルート】30日前橋5:00===07:50佐渡汽船ターミナル09:20===おけさ丸(2等2380円)===11:50両津港12:05==ドンデンライナー(1000円)==12:20アオネバ登山口
アオネバ登山口12:31----14:10アオネバ十字路14:10----14:23金北山縦走路入口14:23----14:47ドンデン避難小屋14:50----15:10椿越峠・タダラ峰15:10----15:29尻立山15:29----15:38ドンデン山15:38----15:43ドンデン山荘G
31日ドンデン山荘04:30----04:44金北山縦走路入口04:48----04:57アオネバ十字路05:03----05:39マトネ05:510----6:06石花越分岐点06:06----06:50真砂の峰06:59----07:05イモリ平07:05----07:33天狗の休場07:34----08:13鏡池08:13----08:17あやめ池08:17----08:53金北山09:17----09:46天狗岩09:57----神子岩09:58----10:25じゅんさい池10:26----10:35横山登山道合流点10:35----11:36横山登山口11:52----12:29横山バス停12:45==路線バス本線(310円)===13:05監督署前---(1.2km)---13:30ホテル
6月1日 宿7:50===両津港9:15===11:45新潟港
【行 程】30日L= 5.9km +890m -200m 行動時間3:10
31日L=16.8km +720m -1520m 行動時間8:00
( ドンデン高原ロッジの朝)
4時25分に日の出
両津港は雲の下、天気は良いが本州の山も下界の雲に隠れて見えない
充分いに明るくなって来たので出発することに
今日は前方に見える尾根を全て歩く
(ドンデン高原ロッジ~マトネ)
高原荘から車道佐渡縦貫線を金北山登山口まで歩く
法面に吹き付けたモルタルの間からたくましく生えたエチゴキジムシロ
金北山縦走路入り口に仮設されたバイオトイレ 先月には無かった
スギやミズナラ?の古木の間を歩き始める
アオネバ十字路 昨日はここを左から登って来た
早速イワカガミの群落、中にはヒメイワカガミの様に白いものも
品種としてシロバナオオイワカガミと書いてあるものもある
夏を迎え草木が生い茂って来たが明るく平坦で歩きやすい
ホウチャクソウ 花の付け根当たりに蜜があるのだろうかアリ
レンゲツツジ咲くピーク、マトネ
日本海や金北山へのルートが良く見える
ここで昨日ドンデンライナーに乗り合わせた人に抜かれる
結果的に本日山中で出当たった人はこの人だけだった
(マトネ~真砂の峰)
燭台禿 マトネ少し下降したところ
ハクサンシャクナゲ ここだけ咲いていた
佐渡では昔(何時の事か?)男子7歳になると、シャクナゲの枝を持って
父に連れられ神のいる金北山(御山)に参ったそうだ
ガクウラジロヨウラク
ここにもイワカガミの群落
観光協会発行のトレッキングマップではオオイワカガミとしてイワカガミと区別している
オオイワカガミはイワカガミの品種として区別しないものもある
チゴユリ
ナナカマド
小股沢のコル
ヒロハテンナンショウ
ひざ丈より小さかったが、佐渡には高さ1mに達するものもあるという
オオカメノキ
未だ咲いていたシラネアオイ
ツンブリ平
ブイガ沢のコル
両サイドに海、前方に目的地の金北山を見ながら進む道はたおやかで心地よい
真砂の芝生
(真砂の峰~金北山)
真砂の峰 マトネと金北山の中間地点
両津の街が眼下に見える
金北山へはもう一登り
標高1000m足らずだが、冬の厳しい季節風のせいか高山帯の様な景色と植物
天狗の休み場
小ピークや鞍部には全て名前が付いている
ここから先、残雪期ルートを歩いた
日陰道のせいかタムシバが未だ咲いていた
ミネザクラ
ムラサキヤシオツツジ
歩道から外れた所に咲いていたので望遠で撮っても良くは撮れなかったが
今回見たのはこの木だけであった
ミヤマシキミ
残雪ルートは今までと違った花が見られた
ツクバネソウ 昨日は5枚葉のものを見たが4枚葉が本来
スギ モンスター
残雪期ルートを抜けると山頂は真近
夏道との合流点のあやめ池 アヤメ咲くには未だ早い
シラネアオイロードが出現 ここのシラネアオイは花が大きくて色が薄い
オオイワカガミ(イワカガミ)
オオタチツボスミレ 雪深い所に咲くタチツボスミレ
カタクリ この辺りはひと月前のアオネバ渓谷を思い出させる
下山路、横山登山口への分岐
エチゴキジムシロ大群落
金北山山頂 金北山神社 標高1172.1m
神社両サイドは2010年から使われなくなった防衛省のレーダー施設
この中に三角点があるあしい
施設の裏側から北の日本海を見る
(金北山~横山バス停~宿)
緑の尾根筋の突端の先の平らな所まで歩き路線バスで両津へ
左の方が両津
降り始めると山頂にはガスがかかって来た
オオアマドコロ
左端が妙見山1042.2m 現在は金北山のレーダーに変わって妙見山頂のガメラレーダーが稼働中
来年は、大佐渡山地東端の和木登山口から西端の妙見山登山口まで縦走してみたい
和木登山口にはスギの巨樹・古木園地がある
神子岩
ここからブナ林の中を歩く
ブナのモンスター
??
横山登山道合流点 ここを左に行く
ここまでは乾いた尾根道だったがこの先2km程、泥濘の隘路を何度も歩く
スパッツを付け靴を濡らさぬよう、滑って転ばぬよう気を付けながらの下山
幸い転ばなかったが歩くに夢中で写真を一枚もとらず横山登山口へ
横山登山口
草が生い茂り、このコース余り利用されていないようだ
ここからバス停まで舗装路を3km程歩く
ジョギングシューズを持って来たので履き替えようと思ったが
濡れた重い靴を背負うのも面倒なので登山靴で歩く
すっかり田植えが終わった田圃の中の道、佐渡のコメは美味しい
金峰神社 718年創建で蔵王権現を祭った修験の神社だそうです
横山バス停
1時間に1本しかないが定刻15分前の丁度良い時間に到着
バス停から来し方を振り返る
路線バス 佐渡交通本線 乗客は4名
終点監督署前まで乗り、宿の椎崎温泉まで徒歩1.1km
今宵の宿、ホテルニュー桂
チェックインは3時から、1時半に到着してしまったが部屋に入れて貰えた
疲れ果てていたので大いに助かった
宿前の田圃には、朝夕にトキが飛来することがあるらしい
残念ながら今回は見ることが出来なかった
一休みして、近くを散歩
トキを探したが見つからず、北一輝の墓を訪問
夕食 紅ズワイガニが付いていた
明けて6月1日両津港9:15のフェリーで佐渡を離れる
見える山のほぼ右から左に歩いた
天候に恵まれ静かで爽快な山行を楽しませてもらえた
ひと月前と登山路の花々の様子が変わっていましたが
天気に恵まれ、両サイドに海を見ながら緩やかな稜線歩きは心地よいものでした
標高が低いにもかかわらず冬季の厳しい気候で高山に咲く花々が見られるのも魅力です
そんな中、晴天の下、一人きりで歩く贅沢も味わいました
宿のスタッフにも親切にして頂き、また来年来たいと思う今日この頃です
↓そんな訳で ボタンを押していただければ嬉しく思います
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