気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

『Always 三丁目の夕日'64』

2012年01月22日 19時32分24秒 | ときどき,映画
 私がこのブログを始めた2005年(平成17年)12月30日に初めて観た「Always三丁目の夕日」,その2年後の2007年11月14日に続編の「Always続・三丁目の夕日」を観てから,4年以上の歳月が流れました。

 満を持して『Always 三丁目の夕日'64』が昨日封じられたので,早速観に行ってのですが,今回は東京オリンピックで湧く東京の下町の情景を描いていて,小学生になっていた私にも今回は懐かしい事がいっぱい出てきました。

 今回は,前回までの東京タワーを建設していく高揚感はありませんが,東京オリンピックが開催される喜びや高度成長になり,人々の生活が向上し,カラーテレビが普及していくこと,自家用車が普及してきたこと(映画ではトヨタのパブリカを森山未來さん扮する医者が乗っていた),“おそ松君"の中で‘イヤミ'がやっていた「シェー!」が子供の中で大流行など当時の状況が描かれています。

 東京オリンピックは,私の小学校ではカラーテレビは校長室にしかなかったので,順番で見せて貰いましたが,当時,お金持ちの同級生の親が小学校の全部のクラスにテレビを寄付してくれたので,東京オリンピックは結構見た思い出があります。

 東京オリンピックの頃は,“エイトマン"が大流行し‘のりたま'に入っていたシールや‘マーブルチョコレート'に入っていた“鉄腕アトム"のシールを必死に集めたりしていました。

 吉岡秀隆さんが扮する古行淳之介が連載している「冒険少年ブック」という名称は,私が当時見ていた月刊誌の「少年」「冒険王」「少年ブック」をごちゃ混ぜにしたネーミングでちょっと笑ってしまいました。

(当時の月刊誌の著名作品)
○少   年:鉄腕アトム(手塚治虫),鉄人28号(横山光輝),サスケ(白土三平),忍者ハットリくん(藤子不二雄)など
○冒 険 王:サイボーグ009(石森章太郎) ,どろろ(手塚治虫),ゼロ戦レッド(貝塚ひろし)など
○少年ブック:ビッグX・バンパイヤ(手塚治虫),ハレンチ学園(永井豪) ,宇宙エース(吉田竜夫)など

 今の世の中と違い,当時はまだまだ,近所との結びつきが強かった頃を思い出させてくれる映画で,私も小さい頃近所の人の家でご飯を食べたり,おやつを貰ったり,また怒られたりと,近所の人が町内の子供に関心を持ってくれていた時代でした。

 漫画の三丁目の夕日は,昭和30年代の時代背景ですが,この続きが有るとすると,次は「Always 三丁目の夕日'70」の大阪万博の年か「Always 三丁目の夕日'72」の札幌冬期オリンピックの年になりそうな気がしますが・・・,さてさて?

 『Always 三丁目の夕日'64』のポスター


 『Always 三丁目の夕日'64』の一場面(その1)


 『Always 三丁目の夕日'64』の一場面(その2)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最近よく見るな~ (外野の住人)
2012-01-23 07:09:36
確かに、映画に関する映像をでよく観る気がします。
我が家の嫁も何となくですが、ファンみたい
しかし、僕は生まれて間もなかったせいか、東京オリンピックの記憶は全くありません
昔の写真を観ると「シェ~」の格好があったような
漫画も懐かしい感じですよね。
そういえば、Hbさんの8マンを暫らく見てないな~
re:最近よく見るな~ (外野の住人) (nowhappy)
2012-01-23 20:29:51
 外野の住人さん,コメントありがとうござます。
 東京オリンピックは,私の年でギリギリですので,私より若い外野の住人さんでは,覚えていないかもしれません。
 Hbさんの8マン見てみたいですね。

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