シェーン・ママ

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ペットの死

2007-03-23 20:56:41 | Weblog
 昨日の朝、5年間飼っていたうさぎのバニラが死んでました。
第一発見者は私…。なんの徴候もなかったのでショックでした。

 ご存知の方も多いと思いますが、うさぎというのは見た目より
ずっと凶暴で知能も少なく、犬や猫のようなコミュニケーションは
期待出来ません。
子うさぎのとき、とある公園で出会い、あまりの可憐さに
一目惚れしてもらったのですが、こちらの愛情をまったく受付ず、
ひっかくしかみつくし、どこ見てるかわかんないし、
正直可愛い存在ではありませんでした。

 でも、娘が産まれてすぐもらったうさぎだったので
彼女には、居て当たり前の存在だったのでしょう。
大の動物好きでもあります。
餌をやってもひっかくバニラに、私が怒ると、
「Mちゃん(自分)のバニラに怒んないで!」と
よく主張していました。ケージから出しては(バニラは迷惑そうでしたが)
よく可愛い可愛いと言って戯れていました。

 そんなわけで彼女の嘆きようは大変なものでした。
「なんで死んじゃったの~!もう一回バニラだっこしたい~遊びたい~!」
と号泣で、私も胸が締め付けられました。
だって遺体を、なんの躊躇もなく撫でてやったのですよ!
恐ろしくて両親はもう直視すら出来なかったのに…。

 息子も、目も顔も真っ赤にして泣きました。
でも二人のそんな姿を見て、両親は安堵しました。
生き物を愛する心、死を悼む気持ち、命を尊ぶ気持ちが
育っていたのですから、子育ては間違っていなかったんですよね!

 今日葬儀屋が引き取りに来ました。
娘は、「バニラお墓に入るの?Mちゃん付いていきたい!」
「ここでお別れなのよ、お墓には入らないの」と言うと、
「Mちゃんお見送りしたい!」とのこと。
娘に弱い私は保育園を休ませて、子ども2人と一緒に
バニラを送りだしました。

 でも…引き取りのおじさんのバニラへのぞんざいな扱いに
息子は怒りと、哀れみの涙を流してました。
娘は、「この後、バニラはどこへ行くの?」と聞くので
「天国に行くのよ。2人に愛されてとても幸せだったよ」
と言うと、「あのおじさん天国に連れて行けるの?」
と言って泣きました。トラックに乗せられた遺体を
最後まで撫で、ほおずりまでしている姿に、
また私の涙腺もゆるみました。

 家に来て幸せだったかなあ、もっとなにかしてやれることは
なかったかなあと、しばらく後悔の念に付きまとわれそうで、
とても辛い体験だったけど、2人に思いやる気持ちを残して
逝ったバニラに感謝の気持ちで一杯です。

どうか天国で仲間のうさぎたちと幸せに暮してください。
私たちの勝手でうさぎ小屋から連れ出し、大したことも
してやれなかったのですから。

そして子どもたちに大切なものを残してくれてありがとう。
これから写真に供えるお花を買いに行きます…。







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2 コメント

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悲しいですね.. (Emmy)
2007-03-26 23:49:15
バニラちゃんご愁傷様でした。ペットの死は本当につらく悲しいものですよね。過ごした年月が長ければ長いほど思い出が多くてつらいです。私も何度か別れを経験していますが、小学生の時の最初の別れが一番つらく、今も思い出すと胸が痛みます。お子さんたちもつらい思いをなさったけど、バニラちゃんお通してやさしい心が育っていったでしょうね。これは本や知識、言葉では伝えられませんよね。時間とともに悲しみも癒え、家族で思い出話ができる日が早く来るといいですね。
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ありがとうございます。 (Marie)
2007-03-27 15:18:45
犬や猫と違ってコミュニケーションの取り辛いうさぎですが、やはり最後を迎えるのは悲しいものです。あの、目を開けたままの遺体を見た時には…(涙)。空のケージを見ても、野菜の切りカスを見ても、ああもういないんだなあって…。

子どもたちにはいい勉強になったけど、動物を飼う上で別れは付き物、しばらく何も飼えそうにありません。うさぎ関係の話もまだわが家では禁句です。Emmyさんのおっしゃるように早く思い出話ができるようになりたいです。
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