猿による農作物への被害を防ごうと、高山市が導入を始めた「モンキードッグ」の第1号「ポッチ」(1歳9カ月)が半年の訓練を終え、高山市朝日町で活動を始めた。17日、同町の牛舎に現れた10匹の群れを追い払い、鮮烈なデビューを果たした。
朝日地域は高山市内で最も獣害が多く、昨年、稲やトウモロコシなど計3ヘクタールが被害に遭った。獣害で意欲をなくし、耕作をやめる高齢者もおり、田畑の荒廃に拍車をかけている。
モンキードッグは市が本年度、同地域で試験的に導入。4匹を訓練に出した。地域振興事業補助金を活用し、5カ月分の訓練費計103万円を助成しており、現在、3匹が訓練中だ。
ポッチは同町立岩の飛騨猟友会朝日支部長の沖島秀男さん(69)の愛犬の豆柴。長野県安曇野市の警察犬訓練所で、歩き方などの基礎訓練や山で実際に猿を追い払う訓練をし、14日に沖島さんの元へ戻った。モンキードッグの配備は、県内では本巣市に次いで2番目という。
立岩地区付近の人里で猿が発見されると、沖島さんとポッチがボランティアで駆けつける。活動への助成金はないが、沖島さんは「要望があればどんどん出動する」と意気込む。市は市全域へのモンキードッグ導入を目指し、2008年度予算案に10匹分の育成費320万円を計上。電気柵の助成も含めた農作物獣害対策に、前年度の倍の1400万円を組んだ。
(岐阜県)
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080318/CK2008031802096163.html
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モンキードッグは市が本年度、同地域で試験的に導入。4匹を訓練に出した。地域振興事業補助金を活用し、5カ月分の訓練費計103万円を助成しており、現在、3匹が訓練中だ。
ポッチは同町立岩の飛騨猟友会朝日支部長の沖島秀男さん(69)の愛犬の豆柴。長野県安曇野市の警察犬訓練所で、歩き方などの基礎訓練や山で実際に猿を追い払う訓練をし、14日に沖島さんの元へ戻った。モンキードッグの配備は、県内では本巣市に次いで2番目という。
立岩地区付近の人里で猿が発見されると、沖島さんとポッチがボランティアで駆けつける。活動への助成金はないが、沖島さんは「要望があればどんどん出動する」と意気込む。市は市全域へのモンキードッグ導入を目指し、2008年度予算案に10匹分の育成費320万円を計上。電気柵の助成も含めた農作物獣害対策に、前年度の倍の1400万円を組んだ。
(岐阜県)
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