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【100910】イノシシ肉の料理を試食 国東市

2010年10月09日 | 獣害-利用
獣肉の「負のイメージ」を払拭する取り組みに関する記事。

一般の人達にとっては、獣肉が美味しいというイメージもない代わりに、食べる機会も少ない。

そういう意味では、まだまだ獣肉が日常化していないだけに、負のイメージもぬぐい去りやすいように思います。

食べ物に限らず、どのような商品にも通じることですが、できるだけ接する機会を増やすこと、そして品質が確かであること。

これらを守ることができれば、徐々に日本の食卓に浸透していくのではないかと期待しています。


~ 転載 ~


イノシシ肉の「臭い」という負のイメージをぬぐい去り、消費拡大につなげようと県東部振興局(次森久雄局長)は6日、国東市の「梅園の里」でイノシシ肉を使った料理の試食会を開いた。

 有害鳥獣対策で捕獲したイノシシなどを扱う加工処理施設「山香アグリ」(杵築市山香町)の精肉を使用。国東市食生活改善推進協議会のメンバーや管理栄養士ら約40人が「せいろ蒸し」「しし南蛮」「甘酢あんかけ」「しゃぶしゃぶ」など18種類の味を堪能した。
 これまでのイノシシ肉は捕獲した後の血抜きなどの対応が遅いため臭みが強かったが、マニュアルに沿って肉質などを見極めながら1時間以内に処理するため感じないという。
 料理を食べた山崎節子同協議会長(70)は「臭みがなく、イノシシ肉の印象が全く変わった」と感想。佐藤祐紀子管理栄養士(34)は「高タンパク低脂肪で鉄分が豊富。肉も軟らかくて高齢者にもお薦め」と話していた。
 梅園の里は有害鳥獣対策で捕獲した肉の消費拡大の取り組みに賛同し、毎回100人ほどが訪れる「旬彩バイキング」で、ジビエ(フランス語で狩猟肉)料理として提供を始めるという。

大分合同新聞
http://www.oita-press.co.jp/print.php?print_type=localNews&print_first_genre=&print_second_genre=&print_news_id=2010_128408309426


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