う~ん、面白い取り組み!
もし自分が農業をするなら、夏場はテントを張ってそこで監視のための寝泊まりをしてみたいなぁと思っていたので、これは!という取り組みでした。
ちょっと仕組みを考えれば、一般参加者を集めることも可能だという事例ではないでしょうか。
是非、継続して欲しいなと思います。
~ 転載 ~
赤ソバをシカの食害から守るため、畑の脇にテントを張って交代で泊まり込む「鹿(しか)の番キャンプリレー」が、茅野市北山の蓼科中央高原の栽培地で、3年目の今年も3日まで行われた。
空手教室を開いているNPO法人・国際護身武道協会(茅野市)が一般にも参加を呼び掛けて行った。テント、流し台、トイレなどを備え、参加者はバーベキューを楽しんだり散策をしたりして過ごす。「子どもたちに生きる力を身に付けさせ、大人のストレス解消にもなる」と、同協会事務局長の長瀬聡さん(35)。シカは主に深夜から朝方にかけて出没するが、人の気配があるとほとんど近寄らないという。
今年のキャンプは、80アールに27キロの種をまいた8月上旬にスタート。延べ約400人が参加した。新聞記事で知り、9月11日に家族6人で1泊した長野市宮沖の矢口俊司さん(39)は、寝る準備をしながら「シカが見られるか楽しみ。現れたら追い払わなければいけないですが…」と、複雑な表情だった。
長瀬さんによると、初年は、キャンプの効果で見事な赤い花が咲いたが、昨年は新型インフルエンザの流行でキャンプを中断した途端にシカにすべて食べられたという。今年も夏休みが終わって一般参加者が減ると、番人不在の時間が増え食害が目立ったという。
今年は御柱祭のため人手不足で、畑を十分耕せず肥料も施さなかった。実がほとんど取れそうもないため、当初は11月の収穫までだった予定を切り上げた。長瀬さんは「今年はシカに負けたわけではないので、1勝1敗1引き分け。来年も実施するかどうかは未定」と話した。
信濃毎日新聞
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赤ソバをシカの食害から守るため、畑の脇にテントを張って交代で泊まり込む「鹿(しか)の番キャンプリレー」が、茅野市北山の蓼科中央高原の栽培地で、3年目の今年も3日まで行われた。
空手教室を開いているNPO法人・国際護身武道協会(茅野市)が一般にも参加を呼び掛けて行った。テント、流し台、トイレなどを備え、参加者はバーベキューを楽しんだり散策をしたりして過ごす。「子どもたちに生きる力を身に付けさせ、大人のストレス解消にもなる」と、同協会事務局長の長瀬聡さん(35)。シカは主に深夜から朝方にかけて出没するが、人の気配があるとほとんど近寄らないという。
今年のキャンプは、80アールに27キロの種をまいた8月上旬にスタート。延べ約400人が参加した。新聞記事で知り、9月11日に家族6人で1泊した長野市宮沖の矢口俊司さん(39)は、寝る準備をしながら「シカが見られるか楽しみ。現れたら追い払わなければいけないですが…」と、複雑な表情だった。
長瀬さんによると、初年は、キャンプの効果で見事な赤い花が咲いたが、昨年は新型インフルエンザの流行でキャンプを中断した途端にシカにすべて食べられたという。今年も夏休みが終わって一般参加者が減ると、番人不在の時間が増え食害が目立ったという。
今年は御柱祭のため人手不足で、畑を十分耕せず肥料も施さなかった。実がほとんど取れそうもないため、当初は11月の収穫までだった予定を切り上げた。長瀬さんは「今年はシカに負けたわけではないので、1勝1敗1引き分け。来年も実施するかどうかは未定」と話した。
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