明日の日本に必要な真実を語ります!       (HP→http://www.it-dream.biz)

世界も日本も人類が混迷する現代において政治・経済・経営そして生活の全ての環境問題を厳しい眼で捉えてお伝えします!

<ブログアーカイブ8>不況業種を元気にする法教えます!<ドン詰まりの出版業界>2012-06-16 掲載

2015年03月19日 13時30分50秒 | 経営
「不況業種を元気にする法教えます!」の第4弾になります今回は電子化の波に押されて未来が見えない「出版業界の復活再生プラン」です。

私が大学を出た頃は出版会社大手に就職する事は大変な難関で文系の学生の人気職種でした。ところが今はいわゆる何でもデジタル化の波に押されて不況業種の代名詞になるほどの不振に喘いでいます。
それではアナログはもうダメなのかと言えば何も「時計の事例」を云うまでも無く「セミナー」や「芸術」や「文化」の世界はむしろ活況を呈しています。
、「コンビニ」の様にタダの小売チェーンがPOSをフルに活用して売るだけの店から税金や通販の代金徴収や宅配代行等の「顧客が望むサービス」を次から次に実現させて成長を持続させた事例がヒントになります。

では「出版業界に望まれる顧客サービス」とは何でしょうか?・・・・私の考えはこうです。

先ず現状の認識と課題は次の通りです。
 <定期刊行物の部数減と単行本のヒット確率の低下、それに電子出版の波に押されて苦境!>
  1、電子出版やインターネットの普及で活字離れが出版業界を広く覆っていて有効な打開策が無い。
  2、売上減でスタッフ数も給与も削減傾向で体力を消耗し、将来像が見えていない。
  3、本を買っても読んで終わりなので安い中古本市場が賑わうと云う皮肉な現象が続いている。

そこで復活再生の戦略は次の通りです。
 A:読者同志/編集者/著者とを取り持つweb活用の新コミュニケーションサービスの導入
→本の読者は他の人がどのような感想を持ったかを知りたい欲求があり、また編集者への希望や著者への質問が出来ればと云う潜在願望があります。そこで出版社が自社の本の顧客用ポータルサイトを立ち上げそのサイトで読者同志の自由な感想寄稿や編集者/著者とのダイレクトな意見交流が出来るSNSの併設で活性化する。入会は無料だが本のスリップに印刷されたQRコードを利用するので本の店頭購入者しかこのサイトを利用出来ないのがポイントです。このweb会員(閲覧者)の増加と共にバナー収入も貢献するでしょう!

 B:Aのポータルサイトにて新人作家の寄稿をダイナミックに促進する
→潜在的作家希望者は多い。そこで新ポータルサイトで新人作家の投稿を常時受け入れて、更にその「読者人気コンテスト」を実施して未来の人気作家を発掘し業界の活性化に寄与する

以上は可能なら個々の会社レベルではなくオール出版業界のポータルサイトとした方がより有効です。今回の様なポータルサイトを構築できる格安のクラウドサービス(e-CPS)が既にありますので<http://www.sigmapo.com>にてご覧下さい!
出版業界の方々の奮起を祈ります!
 

   

 










最新の画像もっと見る

コメントを投稿