のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ヘビーな話

2007年09月07日 | 日記・エッセイ・コラム

20070907  我が家の界隈は風も吹かなければ、普通の秋雨のごとく大型台風9号は過ぎ去ってくれました。10時半頃には雨も上がり、蒸し暑くなりました。

 お昼にウドン屋さんに行った時の出来事。
 マレーシア人のファーファイア君の好物は海老のテンプラですが、彼は「ヘビのテンプラ」と発音します。それを耳にしたセルゲイ君は「蛇のてんぷら」と文字通りに受け止めてしまいました。蛇のテンプラを食べてもおかしくないキャラクターですからなおさらですが、テンプラウドンの海老天をさして、「これ、ヘビのテンプラ」。
 「ヘビ?エビじゃないの?」とセルゲイ君。ロシア人は「H」の発音がおかしいので、自分の言葉に自信がないようです。

 「エビは長くて山に住んでいるよ。ヘビは海に住んでいるおいしいの魚。マレーシア人エビなんか食べないよ!ロシアはヘビ食べるか?」
 つまり。ファーファイア君がエビとヘビを取り違えていたのですが、間違えたままセルゲイ君に日本語のレクチャー。セルゲイ君もファーファイア君の日本語に一目置いているので、自分の日本語が間違えていたのか?と思い込んでいる模様。

 「私もヘビ大好きです。ウラジオストクはおいしいヘビの料理がたくさんあります。魚ショップ行く。凍ったヘビたくさんあります。」
 すっかり入れ違っている。
 「マレーシア、大きいのヘビ食べる。はさみのついた大きいの赤いヘビ。日本では伊勢ヘビ。とても高いのヘビ。」

 だからそうじゃなくて、エビとヘビは違うんだってばと、私が絵を書いて説明しても「また騙そうとしている。」と日ごろの行いの悪さで信用してもらえません。

 テンプラウドンの海老天を巡ってやり取り。うどん屋のおばさんがこちらを気にしてちらちら見る視線が恥ずかしかったです。ヘビのテンプラなど出していると勘違いされそうですから。

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