のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雪深し

2006年01月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 新年好!旧暦の元旦です。餃子食べましたか?

 北京では13年ぶりに新年の爆竹が解禁になったそうで、危険な行為があった場合はすぐに取り締まるという話でしたが、危険の概念が違います。人民大喜びで危険な爆竹を楽しんだようです。

 近所のフィリピン奥さんが言うにはマニラでもクリスマスや新年に爆竹を鳴らすのだそうで、大やけどをする人や指を吹き飛ばされる人もでるそうで、「でもおめでたいことだから誰もやめようとは言わない」ようです。

 旧暦の正月とは無関係のウラジオストクですが、このところ中国資本が幅を利かせているので、爆竹こそやりませんが、中国料理店が特別な料理を出すとかで、ウラジオストクスタッフは予約していたようです。
 私にはハルビンで食べる中国料理よりもウラジオストクの中国料理のほうが口に合います。
 理由は薬味の香菜(コリアンダー)。ハルビンでは人類みんなこのハーブが好き!と暗黙の了解でたっぷりでてきますが、ウラジオストクの中国料理ではあまりお目にかかりません。

 タイ料理にもコリアンダーはよく使われますが、何しろ辛いので口が麻痺してしまってあの臭みが薄く感じます。それでも苦手だから取り出して食べますが、こちらに住む対人の奥さんが言うにはコリアンダーなしのタイ料理では本物を食べたといえない!と申しています。

 夕方、27日の日記で紹介した日露カップルの夫から電話があり、今日は一日豪雪地帯の雪堀のボランティアに参加してきたそうで、明日は全身筋肉痛になる予定だそうです。高校の7年後輩ですが、まだこの年代なら翌日に疲れが出るんでしょう。おじさんなんか代謝が遅くなっているもんですから、翌々日に疲れが出ます。
 子供の教育のために世の中に貢献する父親を勤めてきたら、奥さんは子供を教育のためにスキー場に連れて行く不憫な現実。
 「”社会のため”なんていいながら、あいつら自分のことしか考えていないんです。」ボクもそう思うんだ。


 地元の畜産家のおじさんたちが沖縄に研修という名の宴会旅行に行ったので、牛の発情があったときの人工授精を頼まれていたのですが、今朝「おらがの牛が発情したげだから来てくんねえかい」と電話をもらい出かけていきました。
 山の上ですが南向きの日当たりの良いところなので、雪はそれほどないと思って出かけて行ったのですが、自動車が通った気配もない。
 4WDだから走って走れないことはないのですが、いよいよなら機材をそりに積んで歩く覚悟で、一度歩いて雪の深さや雪質を確かめたら、何とか走れそうな深さだったので、自動車に戻って突入しました。

 家から牛舎までは自動車やトラクターで動いているので、わだちがありました。
 オヤジさんが沖縄旅行に行き、オカミさんが1人で留守番しているので、自分でトラクターに乗って牛舎に行くことはできても、除雪まで手が回らないとか。
 7年前の今頃この家に人工授精に来てとんでもない吹雪になって帰れなくなり一晩泊めてもらったことがありました。吹き付けた雪で、写真の道が瞬く間に左右まっ平になりました。

 帰りは登り道がやばそうだなと思っていたので、牛の人工授精を済ませた後、トラクターを借りて公道まで除雪して帰ってきました。60馬力のトラクターの後ろにアタッチメントで投雪機をつけた代物ですからパワーが圧倒的で、快適でした。

 この一帯の農家は満州引揚者が何件かいます。昔は酪農が中心だったので、牛乳を回収に来るトラックが毎日来ていました。
 今は手間のかからない和牛の繁殖に切り替えた高齢者農家が多くなり、除雪も自分の自動車が通れれば十分な程度にしかやっていません。

 日当たりさえ良ければ見晴らしが良くて気持ちよい土地なんですが、良い部分もあり、悪い部分もあり、便利も不便も含めて人も土地も良さがわかるのではなかろうか?

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