のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

鬼は外

2019年02月03日 | 日記・エッセイ・コラム

 暦の上の冬最終日。

 暖かい一日で作業をしていると暑いくらいでした。

 豆をまいて鬼を追い出す行事の日なのですが、近年世情では「鬼をいじめるのはかわいそう」と言う意見も出てきているとかで、そのうち、「心を入れ替えた鬼たちは福の神と一緒に家の中に入ってきました。」めでたしめでたしになるのかな?

 日本人は危機に瀕すると結集して力を発揮しますが、その危機をいとも簡単に忘却の向こうに追いやることにもたけています。

 福島を死の地帯に導いた耳のでかい枝野鬼や、仕分けで土砂災害を増発させた刈り上げ頭の蓮舫鬼などまだこの世にのうのうと生き延びています。大豆の弾より鉛の弾でなければ駆除できないのだろうか?

 駆除と言えば冬でも活動しているイノシシですが、猟師が言うには「最近のイノシシは銃を向けると人里方面に逃げる。」んだそうで、いくら射程距離より遠きに民家があっても万が一を考えると撃つに撃てない。

 なるほどこの姑息さはニーハオ人民に通じるものがあります。

 近年、評判の悪い恵方巻。多分スーパーでも生産を控えたのでしょうが、それでも大量に売れ残っていました。

 私が言った時間帯はまだ30パーセント引きでしたが、それでも一本400円から900円するような太巻きなんぞやすやすと買えたもんじゃありません。売れ残っていく末はブタのエサか。

 けふもまた 財布の金を数えては 数えつつも あきらめて行く

 気分は若山牧水ですね。

 70代の人との会話の中で、最近日本がやけに韓国を冷遇しているけれど、なぜなんだろうね?と言う話が出てきました。

 今まではニダが難問を吹きかけてきても対処するしかありませんでしたが、それはスパイ防止法がなかったために米軍はじめ各国からの軍事情報などが日本に直接入らなかったから。韓国経由で情報を得ていたために、あの中曽根内閣の時だって真っ先に韓国に行って「最重要国家」と持ち上げていましたが、スパイ防止法とまではいかないけれど特定機密保護法案が通過したために直接情報が入るようになり、ニダの国も必要なくなったってことです。

 あの法案で騒いでいたころにネットでは流れていた話ですが、新聞テレビしか知らない人はわからないのでしょうね。

 もはやあの国も鬼は外になっているのですが。

コメント (2)
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