つめたいゆびが

妊婦検診に行ったの＠池袋
通ってる病院はとにかく人がいなくていい。
今日もいなくて待ち時間ゼロ。尿提出したとたん呼ばれる。
病院での待ち合い時間がどうにもこうにも苦手なので
（長ければ長いホド命削られてる気がして神経たまらん）
高くてもいいからここにしている。
医師もいい感じにクールだ。
潤滑ゼリーを人肌に暖めるとかそんなことせずに
ガンガンつべたいのかけてくるし
ぐりぐり触診するその指先も容赦なくつべたい。
「おめでとう」「元気ですようー」「よかったですねえー」
とかそんなことは決して言わない。
妊娠初期の頃（安定期に入る前な）
無言でひとしきりこねくりまわしたあとたった一言。

「…生存してますね。」

おかげで7ヶ月の今も男か女かわかりゃしねえ。別にいいけど。

一応順調らしいので祝いがてら朝からやってる立ち飲み屋みたいな店で
ニコミでビール一杯ひっかける。
この店はオール300円。土鍋いっぱいのニコミが300円ですよ！
お通し代も取らないの！
お母さんもうね、カフェとかそういうのもうめんどくさいの！
こじゃれた椅子はもう腹がつかえて座ってらんないの！
カウンタのみで背もたれも無い丸椅子！これですよ！
ニコミがきたら横の赤エンピツ握りしめてるジェントルが
無言で割り箸入れを寄こしてくれるの！
箸落としちゃったら反対の隣の鼻の赤いジェントルが
これまた無言でさっと代わりの箸を差し出してくれるの！
けどそれ以上のコミュニケーションはないの！
もう！お前らジェントルすぎ！
その店の前ではパトカーとまってなんか人が逮捕されてます！
あああ立ち飲み屋ラブ。
池袋の朝7時からやってる「ふくろ」も好き…ハムカツ旨い…。

おっさんおっさんなぜなくの

あああやっとで実家より戻れたですよ。
実家では寒いしストーブ焚いてるしコドモは胃腸炎だ高熱だ
どこが痛いだのかゆいだの死に体のibookは仕事に使ってて
ストレスたまるのだのでなかなか大変でしたが。

妊娠＠7ケ月にもなるとサスガにハラも出てきまして
なかなかフツーに座ってるのもツラくなってまいりました。
移動の際の新幹線とか電車の座席がどうにもツラいです。
よく電車内とかでおっさんが
足をだらーーんとひらいたり、ジャマくさくのばしてたり
睥睨するよな顔つきで座席よりなかばずり下がるようにして
ふんぞり返ってたりしてるのはなんでなのかと思ってましたが
最近わかりましたよ。
エライ、エラくないに関わらずある程度以上の体型のおっさんは
フツーに座ろうとするとハラがどうにもつっかえるんですな。
んでラクな姿勢を確保しようとすると
どうにも足が広がる、座席ずりさがる、と。
いや最近の自分がおっさんまんまな姿勢なコトに気付きまして。
ああおっさんおっさんごめんねおっさん。
おっさんはこんなにツラかったんだね、ごめんよおっさん。

あとおっさんはハラに加え、違うモノも肥大ギミだったりすると
どうにも足を開かねばツラいそうですね。
ちょっとだけおっさんにやさしい気持ちになれそうな7ケ月でした。

イミもなくこまちとはやての連結部分を添えて。

ねんねこしゃっしゃり

一週間。
帰省していたのだがー。

その間に子供が熱出して胃腸炎にもなってもっかい熱だして
うなされて夜寝なくなってモキャーって騒いで
壁に向かって文句いったり
一晩中１０分おきに起き上がってうわ言いったりするので
それごとになだめたりしてなおかつ仕事もあって
携帯してったつかえねえibookもなだめたりして文句たらたら
なんとかやっつけて
（こちらは騒ぐどころか動きやしねえ。くそ）
ふらふらの一週間だった。
子供がいつにもましてまとわりついて離れないので
お仕事もテレビの上とか窓に紙はりつけて原稿を描いたりした。
線がいつにもましてフラついてるのはせのせいです。すまん。

そんなわきで実家のいぬとねこは我関せずに寝てやがる。
あああ寝たい。横になりたいね。まったく。

ほんと、こどもの病気はいやだよ、いやだよ。

ふやけた■■■

雨降ってるてのに行ってきたですよ銀座アップルストア。
動いてくんないibook抱えて心細げにジーニアスさんにお願いしてたですよ。
「立ち上がんないんですよ。バッテリがアダプタがアレみたいで」
「ヤテミマショウ」（ジーニアスはガイジンさんだよ…苦手だよ…）

「バヨーーーーーン」

うわ一発で立ち上がってるし。立場ないし。
「でもでもバッテリが充電してくれないんですよ」
確かにアダプタを換えてもバッテリは充電してくれない。
私のバッテリを違うibookにぶっ込む。
…充電されてくし…
今度は私のアダプタとバッテリを違うibookにぶっ込む。
…つながってるし充電されてくし…。
個々はいいのにさて全部を合わせると…動かないし…。
「…どうしたらいいんですか？実質1年くらいしか使ってないのに…」
「オリヲミテ買イ換エテクダサーイ」

…もういらねえよこんなふやけたibookなんざよう！
しかもコイツはよう以前買ってちょうど1年後にバックライトが
切れて交換で計5万円なりって前科もありやがるんだよう！
こんなヤツぁ手放してやるよもう！そしてそして

…ibook　G4買ってやる…。いや実家に1台欲しいのよう…。


その頃、息子は4階の子供用に展示されてるimacを2台
動かなくしていたといいます…。

ちょうしわるくてあたりまえー

1年くらい前から調子悪くてたちあがんないまま
デジタルもんにどうしても弱いため見て見ぬふりして
放置してしまってたibook。
今日ひさしぶりに恐る恐る電源を入れてみる。
って立ち上がんないし。
やめてくれよホントにダメなんだよデジタルもん。どうしたらいいんだか。

一人がんばってる私を尻目にツレはこれで何十回めなんだかか
わからんケーブルテレビでやってる「椿三十郎」を見ながら
「つええーつええよー」と騒いてる。使えねえ。

むりくりPRAMクリアとか祈ったりとか方角換えたりとかして
立ち上げたもののああ充電がまったくできてないや。
アダプタかバッテリが悪そうなんで、そこらへんのトラブルを
ネットで検索してみる。

…なんかどうやらハズレなバッテリひいちまってたみたいです…。
噂によると「M8403」て型番のバッテリ、内臓されてる制御回路に
不具合があってバッテリの電池をはやーーーーくにダメにしてしまうという…
その具体例が「1年半で切れた」うわ私もそれくらいで切れてたよ。
しかもこのibookはですよ？購入1年後きっかりにバックライトが
ブチ切れたりして交換で5万円なりってこともあったんですよ？
ibook病弱すぎ。
お母さんはもう哀しいよ。
とりあえず明日の日曜雨がふってなかったら
アップルストアにでも駆け込んでみるよ…。
なんか今週は子供も含め病院行ったり皮膚科行ったり眼科行ったり
シメにアップルストアですか？ああもうまったくもう。

ゆびさきのあそび

雑誌の広告でこんな商品をみつけてしまった。

「つまむ、押す、引っ張る、いじって遊んで…」
「シリーズ全5品」
「やりたい放題」
「ちっちゃいものが気になるねん」
「興味ビンビン！」
「出したろ！入れたろ！」
「フルコース！」

うあああなんですかこれは。
しかもですね、広告写真では全裸の男性がこれを持って、
最初のうちは「つまん」だり「押し」たり「めくった」り
「ひねって振った」り「突い」たりして、さらに後半にいたっては
「叩」いたり「まわ」したり「引き出」しては「出し」たり「入れ」たり
するんですよ奥様！ねえ聞きまして？奥様！

ってまあ某1～3歳用知能と心の成長絵本「げ○き」掲載の
幼児用おもちゃ広告なんですけどね、はい。
でもなんだこの商品名は。アレか？
「ウチの愚息も興味ビンビン！」て使用感なんですか？
なんですかこのコンビニ売りのスポーツ新聞みたいなテクスチュアは。
書いてるおかあさんが一番情けないですよ？

おどれない

仕事が重なってせっぱつまっている、そんな日。

朝、起きてきた豚児に餌を与える。
2歳児のくせに前掛けの拒否するので今日のブロッコリーのポタージュ、
すする姿から目が離せない。
朝からまた着替える。くやしい。
GW中に言われてたイラストの訂正分を
指定されたサイトにアップロードしながら雑ぅーな洗濯と掃除をする。

子供に「今日は図書館で本返して買い物してから公園ね」と
言い聞かせて外出。
しょっぱなの図書館で子供は鉄道図鑑に釘付けで動かない。
「こまちこまちこまちこまち！！！！」と連呼。
数十分後「公園行くんでしょ？」とどうにかこうにか外に出すも
今度は図書館前の広場で遊びはじめる。また動きやしねえ。
昼近くなってきて買い物あきらめる。
が、パンだけは切らすと子供がうるさいので
「パン買いに行こうよ。食べたいでしょ？」と誘うも
「パン、いや。パン、いい」
と言われる。でもどうにか回収して自転車にのっけて
パン屋に行くも今度は初期設定の公園に行くと騒ぎはじめて
パン屋に入ろうともしない。ラチあかないので
「じゃあパン無くてもいいね？」と了解をとったのち
しぶしぶ公園に連れてく。もう昼過ぎだ。
そしたらその公園は工事中で入れずしょうがないので
そのまま帰宅しようとしたら今度は家の前で
「パンパンパンパンパンパンパンパンパン！！！！」
と騒ぎはじめ、さらに強固に動かない姿勢。
あんたいらないっていっただろ。十分くらいの膠着状態。
時間だけがすぎていく。

地団駄踏み続ける子供を眺めながら考える。
ああ明日締め切りのやつまだ下書きもしてないや…。
いつ…とりかかれるかな…。

これで午前終了。似たような午後も終了したのち、
午後10時過ぎ、これからお仕事にはいります…こんな毎日だ…。

ふるきものどもときゅうじつしんりょう

ツレの実家から戻り、さあ溜まりに溜まった仕事をやっつけようとしたら
コドモがおりからの寒暖の差やらなんやらでカゼをひいてもうた。
今朝慌てて休日診療の小児科に運んだものの
指定された調剤薬局がこれまた寂れてるのなんのと。

くらーーくうずたかーーくふるーーい薬が積まれた奥で
これまたくらーいふるーーいおばはんが一人でてんてこまいで
調剤してました。こりゃいつまで待ってもおわんない。
棚のてっぺんに積まれた何世代前かもわからん
ムーニーマンが押し込まれているのと、
「胃腸薬の●●」と表記されたディスプレイボックスに
ぐさぐさ刺さってる水虫薬を眺めながら
「もういい！」と一旦預けた処方箋を引っ返し、出て行く他の
患者さんの出入りの風を感じながら
昔良く読んだアーサー・マッケンの「怪奇クラブ」にでてくる
「古い薬局で調剤してもらった薬がこれまた長い間ほっぽっとかれた
薬剤であったため化学変化を起こし世にも恐ろしい「サバト」用の
酒の素になってしまっていてそれを服用してしまった男性は体が溶けて
ズルズルと人でなしに…うんぬん」
てエピソードを思いだしてしまう。

うわ大丈夫かコドモ。

ようやく（というか実際は一旦言帰宅し数時間後に行って
またさらに待たされてた）家に戻るが
クトゥルーってるイメージよりもなによりも
うずたかく積まれたオノレの真っ白かつ大量な仕事に
現実に戻された。
たすけてふるきものどもー。