能勢謙三の鹿児島まち案内日記

229 1泊入院

25日夕から26日朝にかけて、睡眠時無呼吸症候群の検査のため鹿児島市のかごしま高岡病院に一泊入院しました。
生まれて62年。入院は初めての経験でしたが、「いつも通りに過ごして」ということで飲酒もOKだったため、持ち込んだビール1缶と焼酎2カップを飲んでグッスリ。どちらかというと、普段よりもよく眠れました。
この病院は、街の中(西千石町)にあり、最近できたばかりで、病室も近代的でした。まるでよその街へ出張に行き、最新のビジネスホテルに泊まっている気分になりました。
ただ、体は検査の配線のため頭から足までガンジガラメ。室内のトイレにも配線を引きずって行かねばならず、不自由でした。でも、酒を飲みながら寝そべってテレビを見ていればよく、こんな入院ならもう1回くらいしても…、と思ってしまいました。

朝6時20分には「退院」してバス停に行ったものの、始発のバスまで時間があり、近くのガストでモーニングを食べました。
おかげで早朝のさわやかな空気を吸い、眠りから覚めたばかりの街の様子をながめ、久しぶりにモーニングも食べることができました。
自宅のある団地へ向かう始発バスの時刻が案外遅いことも知りました。ちなみに千石馬場発7時14分でした。もう少し早い便があってもいいのでは、と考えさせられました。


2012年9月25日(火)晴れ。

12時31分 千日町のミスタードーナツ前で夫婦「シティービューとまち巡りバスは、どう違う?」。前者は市営、後者は民営なんですよ、と説明。

14時00分 同町の野村證券前で、到着したバスの運転士に何か尋ねたものの要領を得なかった様子の夫婦に声をかけると、「与次郎2丁目へは?」。間もなく到着した市営16-2番線鴨池港行きに乗せる。

14時25分 鹿児島中央駅東口の東4バス乗り場で夫婦「空港へ」。南国交通バスターミナルを案内。

14時26分 東4乗り場近くで男性「明日、永吉へ」。東17乗り場を案内。

14時27分 同所で男女「明日、屋久島へのフェリーへ」。東5、6乗り場から高速船ターミナルやドルフィンポート行きに、と案内。

14時28分 東口バス等総合案内板前で老婦人「甑島へ」。東7乗り場を案内。

14時29分 同所で婦人「たてばばへ」。東11、12、13乗り場を案内。「全部行く?」。全部ではありませんが、経由地にたてばばが入ったバスに、と伝える。

14時33分 東口タクシー乗り場近くで婦人2人「どこかへ。とりあえず磯へ」。東4乗り場から35分発シティービューに、と案内。

14時45分 東口バス案内板前で男性「高速バスを予約したい」。南国交通バスターミナルを案内。

14時50分 東4乗り場で婦人2人「祇園洲の老人センターへ」。55分発シティービュー・ウオーターフロントコースを案内。

14時51分 同所で婦人2人「仙巌園へ行き、天文館で食事をして東急インへ帰って来たい」。55分発ウオーターフロントコースを案内。「一日券はどこで?」。車内で運転士から買えます。「他のバスにも乗れる?」。市営ならどのバスにも市電にも乗れますよ、と伝える。

14時56分 東口バス案内板前でエコちゃりポートのスタッフから引き継いだ夫婦「谷山港のレジェンド…号へ」。先ほど天文館で中国人らしいグループが目立った。この船で来ていたのかもと直感。「来る時坂之上からJRで来たら遠回りだった」と主人。適当なバスがありませんので、市電で郡元乗り換え谷山へ、それからタクシーに、と案内。郡元電停付近の略図を書き、降りたら向かいのホームへ、と伝える。

15時00分 同所で男女3人「市電は?」。あの交番の奥に電停があります、と案内。

15時05分 東4乗り場近くで女性「桜島へ」。キュート券を持っていたので、東5、6乗り場から市営バスに、と案内。「市電は?」。水族館口がありますが、ちょっと歩きます、とバスを勧める。

15時11分 東口バス案内板前で男女4人「谷山港のレジェンド…号へ」。市電とタクシー乗り継ぎを案内。

レジェンド…号関連で2件案内したものの少し不安になり、どの港に停泊中なのか確認するため共進組に電話したら、グレンセンター向かい、とのことだった。

15時13分 同所で男性「鹿屋直行に」。東15乗り場から30分発です、と案内。

15時16分 東4乗り場近くで若い女性3人「空港へ」。案内すると、「乗り場近くにロッカーは?」。あるかどうか自信がなく、東口スターバックス横のロッカーを案内。

15時17分 東口バス案内板前で男性「空港へ」。

15時18分 同所近くで男性2人「空港へ」。

15時20分 エコちゃりポートのスタッフから引き継いだ若い男性「市立図書館の返却箱は? 東口バスターミナルにあると聞いたが」。どこかで見たような気がするが思い出せず、ごめんなさい、わかりません、とわびる。

西口にある市役所の出先に聞きに行ったら、「電停のそばにあります」。見に行ったら、緑色の図書返却ポストがあった。

15時36分 東口バス案内板前で男性2人「空港へ」。

15時37分 同所で男性「伊敷台へ」。東7乗り場を案内。伊敷ニュータウン行きは市営といわさきバス、時刻表の両面に時刻がありますので、と言い添える。

15時40分 東4乗り場近くで女性2人「西陵へ」。東22乗り場を案内。

15時41分 同所で男女「空港へ」。

15時42分 同所で若い男性「空港へ」。案内すると、「安く行く方法は?」。やっぱり空港バスがいいと思います、と伝える。

15時45分 同所で男女5人「空港へ」。案内すると「元の所に戻ったんだ」「変わったの?」と口々に。はい、4月下旬に移転したんですよ、と伝えると、まち案内の腕章を見た婦人が「市の?」。いえ、1人で勝手にやってます。「えらい。森市長に言っときます」。

15時51分 東口バス案内板前で女性2人「鴨池港行きの時刻を知りたい」。一応、交通ナビを示しながら、不完全ですので念のため、と伝える。

15時53分 東4乗り場で婦人「空港へ」。

15時54分 同所で婦人「新港へ」。東5乗り場から16時45分発があります、と案内。


 

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コメント一覧

ガヤマス
他人に教えることがいちばんの己の学び、ということを能勢さんのブログを読んでいて感じます。
市立図書館の返却箱が鹿児島中央駅前電停にあるなんて、どれほどの市民が知っているでしょう。分からなかったことをすぐに電話確認される当たりがさすがです。またひとつ蓄積されましたね。おかげでブログを呼んでいる私も知ることができました。ありがとうございます。
行政サービスが多様化することは良いことながら、同時に告知することが並行されないと、宝の持ち腐れとなりますね。
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