能勢謙三の鹿児島まち案内日記３７

２０１１年１２月１４日（水）晴れ
１４時２５分　天文館・タカプラ前バス乗り場で男性2人「タクシー乗り場は？」。あそこです、後ろからお乗りください、と案内。
14時35分　鹿児島中央駅へ向かう途中、加治屋町バス停近くで知り合いのハマタカさんとばったり。以前一緒に仕事を\したこともある元同僚だ。今は彼と一緒に騎射場で居酒屋を営んでいる。元気だった？　「首の後ろの血管にこぶができまして、しかも両側に。２カ月休んでました」。手術したの？　「場所が場所だけに手術もできず、こぶがなくなるまで待ってました。でも、もう大丈夫、お酒も飲めますよ」と持ち前の笑顔でにっこり。よかったね、またね、と手を振る。
14時40分　高見橋を目を引く車が通り過ぎる。チキンラーメンの宣伝か、大阪ナンバーのトラックが、チキンの赤ちゃん（ひよこ）を引っ張っている。初めて見る車。黄色に赤が目に焼きついた。
14時49分　鹿児島中央駅東口タクシー乗り場近くで男性「維新ふるさと館へ」。あの緑の濃い通りの、一番目の信号を過ぎて左へ。地下通路はわかりにくいので、地上の歩道を回って行って、と案内。
15時05分　東口バス等総合案内板前で男性「城山展望台へ」。東９乗り場から周遊バスで、と案内。
15時09分　同所で男性「鹿屋へ」。東１５乗り場から１5時３０分発があります、と案内。
15時13分　同所で女性「市立病院へ」。東12乗り場から市営１１番線で、とメモに書いて案内したものの、違う、と思い直して後を追い、東１１乗り場から市営３番線で、とメモを訂正。
15時14分　同所で女性「西坂元へ行く鹿児島交通のバスは？」。東１３乗り場から、と案内。しかし後で確認したら東１１乗り場からだった。申し訳ありません。
15時20分　同所で男性「天文館へ」。東５、６乗り場を案内。
15時22分　同所で婦人「子供が通学するので」。どこへですか？　「樟南高校」とのことで、西口の西１乗り場から明和県営住宅前行きに、とメモに書いて案内。
16時51分　西口タクシー乗り場近くで婦人４人「城山観光ホテルのバス乗り場は？」。あの、今バスが止まっている向こう側です、と案内。
17時10分　東７乗り場で女性２人「天文館へ」。東５、６乗り場を案内。「歩くと何分？」。20分です、電車通りをあっちへまっすぐ、と。
17時20分　東口バス案内板前で男性「どこへ行こうかと」。東京から。出水に行ってきたという。市内定期観光バスと市内周遊バス、指宿・知覧方面定期観光バスを、出発時刻と帰着時刻、料金も添えて案内。手持ちのパンフを渡す。「鹿児島の観光地は各地がバラバラで行きにくい」と男性。そうですね。と相づちを打つ。
17時22分　同所で婦人「武岡へ。東１７乗り場へ行ってきたけど、あまり便がないみたい」。武岡でしたら東２２乗り場からが便利です。あの、向こうのビルの下、電車通り沿いにバス停があります、と案内。「どこ行きに乗れば？　どの会社のバス？　車の色は？」。武岡ハイランド行きなどに。鹿児島交通、白っぽい色です、と案内。が、あとで考えたら南国バスだった。追いかけて東２２乗り場で、ごめんなさい、南国交通でした、車体に赤い帯のある、と訂正。「すみません、わざわざ」と感謝される。
17時25分　同所で男性２人「天文館へ。どの方向？」。あっちです。歩くと２０分かかりますのでバスで行かれたら、と東５、６乗り場を案内。
17時52分　加治屋町交差点で自転車の若い女性、信号待ちで化粧直しを始めた。鏡を見ながらファンデーションを。バス車内での化粧はよく見かけるが、路上化粧は初めて。忘年会へ向かう途中か。
17時５９分　高見馬場交差点で２人連れの男性の1人が「駅からこの通りに出るまでクルクル回った」と関西弁で。中央駅前の構造に欠陥がありそう。