12時19分 中町の扇屋前交差点でガイドブックを見ていた男女3人「鳥将軍は?」。グルメ通りを案内。
13時10分 千日町の三菱UFJ信託銀行前で男性2人「近くに大きな土産物店は?」。これから中央駅へは行かれませんか? 「いや。近くに車を止めている」。天文館本通りの「かごしま特産品市場」を案内。「駐車場の割引はない?」。どこの駐車場でしょう? 「あっち」。立体ですか? 「いえ、平面です」。いわさきか。割引があるかもしれません。店の人に聞いてみてくださいませんか。
13時30分 天神ぴらもーる中央で男性「りそな銀行はある?」。ありません。窓口が必要ですか? ATMでは? 「記帳をしたいので」。そこのコンビニでお金の出し入れはできても、記帳はできないのではないでしょうか。「わかりました。ありがとう」。
照国町の中原別荘前。ケヤキの若葉が
●バス情報 鹿児島中央駅東口の東18バス乗り場に寄る空港行きバスが4月1日から大幅に減る。空港直行便の運行経路が武岡トンネル経由に変わるためという。東18乗り場に寄るのは伊敷経由の10本だけになる。
空港バス乗り場を案内する身としては、これで思い切って鹿児島中央ターミナルビル1階裏口だけを案内すればよく、よりスッキリとなる。
14時10分 鹿児島中央駅東口のバス乗り場総合案内板(以下、総合案内板)近くで西洋男性と日本女性「シャトルバスは? ホテルの。18番?」。サンロイヤルホテルですね。東18乗り場を案内。
14時12分 シティービューの2コースが出発したばかりの東4乗り場で夫婦「仙巌園へ。まっすぐ行くのない?」。東7乗り場から一般路線バスがありますが、本数がちょっと少ないです。ここから15分発まち巡りバスがありますよ。シティービュー城山・磯コースとほとんど同じコースです。ただ料金が170円と20円安いです。
このように東4乗り場で、シティービューの時刻表には気づいても、まち巡りバスの時刻表に気づかない人が少なくない。時刻表を各社統一した形にすれば解決するはず。
14時19分 西口で付近案内図を見ていた西洋男性と日本女性「案内所は?」。そこから上った2階にあります。私も案内しますが。「パンフ類が欲しくて」。あ、そうですか。2階をまっすぐ進むと左側にあります。土産物売り場の先です。
14時21分 同所で西洋男性「西口」。西口はここですが。「この店」。手に無印良品のシールが張られたメモ帳を持っている。あそこから地下へ。そしてあっちへ進んでください。
14時22分 西口バス乗り場案内板前で若い女性「高速バスセンターへ」。東口の鹿児島中央ターミナルビルを案内。
14時30分 駅みどりの窓口近くの構内図を見ていた女性「地下は。土産物を」。アミュプラザ地下を案内。「さっき行ったが、前行った時とちょっと違う感じがした。他に地下はない?」。元ダイエーのイオンにもありますが。土産物が充実しているのはアミュと思いますが。
14時34分 東6乗り場で男性「鹿児島新港行きは?」。16時45分発ですと時刻表を指差す。16時です、まだ時間があります、と念を押す。
14時36分 総合案内板前で老婦人「伊敷ニュータウンへ」。東7乗り場へ。15時発いわさきバスがあります。
14時37分 同所で男児連れの老男性「小山田へ。今日じゃないけど」。東7乗り場から宮之城とか郡山行きに。
14時44分 東口エスカレーター下で杖を突いた老男性「法華クラブは?」。付近地図で場所を示す。市電を案内しようとすると、「歩いて。10分くらい?」。15分くらいです。あのレイクの看板の右下にある谷間が電車通りです。まっすぐ進んでください。高見馬場交差点の手前右側です。
14時50分 東4乗り場で男女4人「仙巌園へ」。55分発まち巡りバスを案内。パンフを差し上げる。一日券などについて説明。
14時54分 同所で男児連れの男性「仙巌園へ」。
14時54分 同所で女性「仙巌園へ」。
14時54分 到着したまち巡りバスにそれぞれを乗せる。
15時01分 総合案内板前で若い女性2人「与次郎へ」。東15乗り場を案内。
15時03分 同所で老男性と若い女性「志布志」。東7乗り場へ。
15時06分 東4乗り場近くで男性「天文館へ」。東5、6乗り場を案内。
15時09分 同所で男性「新港」。東5乗り場から16時45分発です。
15時10分 同所で老男性「帖佐」。東7乗り場へ。
15時20分 東15乗り場で若い男性「谷山港へ」。はいびすかすですね。ここから48分発です。「終点ですか?」。いいえ、七ツ島1丁目行きです。
16時43分 東4乗り場近くで若い男性2人「空港へ」。あのソラリアホテルの入ったビルの1階裏口から出ます。あちらの地下通路から。突き当りを右へ進んでください。
鹿児島中央駅東口。クスの若葉が
17時過ぎ、名山堀に行くと、「あかね」の前に近所の3、4人と店の若い女性従業員が立ち、それぞれ心配そうな表情を浮かべている。聞くと、玄関にかぎがかかっている。呼びかけても電話をかけても応答がない。いつもなら、もう開店している時刻、焼き鳥を焼く煙がもくもく立ち上っている時刻だ。
向かいの店の主人が長い木の棒を持ってきて、地上から腕を伸ばし2階の窓を押し開けた。そして、その主人が自分の店の2階から「あかね」の2階座敷をのぞき込むがよくわからない。
私が脚立を借りに近くの電気店へ行き戻ってきたら、既に別の脚立で先の主人が2階へ上り、「あかね」のマスターが畳の上に倒れているのを発見したという。消防に電話中だった。
間もなく救助工作車、救急車、そしてパトカーが次々到着し、あたりはものものしい雰囲気に。常連客らも続々駆けつけた。
マスターは亡くなっていた。集まった客たちの話によると、最近体の調子が良くない様子だったらしい。
私は10日くらい前に「あかね」の2階で飲んだ。店の玄関を開けた時、久しぶりだったせいかマスターが「おう」と驚いたように声を上げ迎え入れたのが印象に残っている。これが最後になった。男気があり、年をとっても笑顔がさわやかな人だった。
近所にあった会社に私が入った40年前から「あかね」はあった。さまざまな思い出が詰まった店だった。幕末の池田屋や寺田屋を思わせる急な木の階段を、何度上り下りしたことだろう。
いろいろお世話になり、ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。安らかにお眠りください。
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pipi
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