能勢謙三の鹿児島まち案内日記

2324 学校つながり

24日付南日本新聞によると、告示間近の鹿児島県知事選挙をめぐり、立候補予定の前九州経済産業局長・塩田康一さんと前知事・伊藤祐一郎さんが反現職の立場で21日行った一本化協議に、2人と同じラ・サール中高の同窓生である川内博史さん(衆院鹿児島一区、立憲民主党)が、協議を進めるため立ち会ったそうです。

違和感を覚えました。塩田さんと伊藤さんはまさに保守系です。野党の川内さんが、どうしてそんなことをするんだろう、と思ったのです。そもそも2人に一本化を求めた「五者」も連合もですが、たとえ反現職とはいえ、普段の言動からすれば、肩入れすべきはこの2人ではないはずです。川内さんは、ただ同窓生というだけで、主義主張の異なる2人に協力するのでしょうか。

霧島市牧園の知事選候補ポスター掲示板。出馬予定者が増えて、掲示板が継ぎ足してある。

この同窓生の「よしみ」ほど、鹿児島をダメにしているものはないのではないか、と私は考えます。鹿児島市長・森博幸さんが知事選出馬へ踏み切らなかったのも、「同窓生」への遠慮があったのではないでしょうか。鹿児島の「学校つながり」は、日常的に感じることができます。プラスというより、どうもマイナスに働いている気がします。鹿児島の発展を阻害している一因に違いありません。

幸いにというか、私は小学校から大学まで県外で卒業したので、県内校の「同窓生」がいません。おかげで思ったことをズバズバ言ったり書いたりしているのかもしれません。よかったです。

話は変わります。
姶良市上名。同じ場所なのにどうして2通りのバス停名があるんだろう、と前から気になっていた。今回ちゃんと調べたら、南国交通の木場線が「上名(かみみょう)」、同市の上名地区乗り合いバス(南国交通が火・金だけ運行)が「奈良袂(ならたもと)」のバス停名を使っていることがわかった。上名は一帯の広域地名のようだ。
2通りのバス停標柱が立つ、のどかなバス停。

霧島市牧園町妙見

鹿児島港谷山2区沖。解体作業のため、福島県沖から1400キロ余の海を曳航されてきたという世界最大級の浮体式洋上風力発電施設。どうしてわざわざ鹿児島まで? 南日本新聞には「海面が穏やかで水深が深い鹿児島湾を解体工事の適地とし」と書いてはあったが。曳航の手間やコストを思えば、新聞は「なぜ?」をもっと掘り下げてほしい。




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