能勢謙三の鹿児島まち案内日記

3711 14年目のチャンス

sansaroさん、コメントありがとうございます。センテラス天文館1階の市観光案内所の隣に、鹿児島みやげを扱う店があればいいな、と私も思います。天文館で県外客から「このあたりに何か(見るべき所、行くべき所)ありませんか?」とよく聞かれるのですが、特に何もなくて、答えにいつも困っています。あるのは天文館跡の碑くらいですから。
既存の土産物店に配慮するなら、織物、刃物、陶器、木・竹製品、切子など鹿児島の伝統工芸品に特化した店でもいいかもしれません。熊本へ行ったときよく立ち寄る、熊本城そばの熊本県伝統工芸館は参考になります。
鹿児島県や鹿児島市や商工団体は、何か大きなハコモノを造ることにだけ熱心になるのではなく、現場の本当のニーズにちゃんと応えてほしいものです。

2024年8月27日(火)晴れ時々雨。台風10号がじわじわ接近。鹿児島市内各所で台風に備えた動きが見られた。
名山町。暴風に備えて、防護幕が畳まれたビル工事現場。
照国町。台風時はこのような幕の畳み方がいいと以前、工事関係者から教えてもらった。
城山町。ここは上部の幕をすっかり取り払ったようだ。

金生町の山形屋。懸垂広告を片付け。

鹿児島中央駅東口バス乗り場。軒下の多くの市広告フラッグが畳まれてスッキリとなった。
バス乗り場に余計な広告はいらないと改めて思う。必要なのは乗り場情報だ。

アミュプラザ。玄関に土のうを設置。
中央駅改札口。今後の列車運行計画を案内。ただ、一覧表の文字が小さくて不親切。

14時05分 平之町のビル工事現場を見に行こうと照国町の国道3号の歩道を歩いていたら、「能勢さんではありませんか?」と背後から声を掛けられた。息を弾ませている。市営バスの運転士をしている男性で、私が書くものを以前から読んで共感したり、運転するバスから姿を見かけたりして、一度じっくり話をしたいと思っていたのだという。「さっき車から見て、車を止めて追いかけてきた」そうだ。いただいた名刺によると、市電・市バスの労働組合の役員。「今度仲間と一緒に話を伺いたい」とのことで、いつでもいいですよと了承した。声を掛けてもらって嬉しく、ありがたかった。鹿児島の路線バスに関するあれこれについて、運転士の人たちの声を聞いてみたいと、かねがね思っていた。まち案内14年目に訪れた絶好のチャンスだった。

直後に雨が降り出した。
中之平バス停で雨宿り。

天文館文化通り中央交差点。
樋之口町。パレスイン鹿児島の跡地にマンションが建った。
山之口町。ホテルを建築中。
加治屋町に次ぐ「ファブホテル」オープンか。

15時50分 鹿児島中央駅東口の5・6番乗り場に停車すべき鹿児島交通バスが4番乗り場に止まり、客を降ろし始めた。5・6番が先行バスで込み合っていたのだろう。すると、5番乗り場付近に待っていた客6、7人がこのバスの乗り口の方へ。が、運転士はドアを開けない。そして、客を降ろし終わったバスは、5・6番に止まり直すわけでもなく、そのまま出て行ってしまった。あっけにとられる客たち。中にたまたま知人もいて「おかしいね」とあきれた様子。こんなこと、よくあるんですよ。はしょるんです、と私。特に鹿児島交通にあります。
いったいどうなっているのだろう。客を何と思っているのだろう。同業者として、こんなことも今度市営バスの人たちに聞いてみたい。 





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コメント一覧

しんいち
最近、必然性があり、避けていた鹿児島交通バスに毎日乗るようになりました。
鹿児島交通バスの運転手は、相変わらずマナーの悪い方が目立ちます。

先日は、終始無言の若い運転手がいました。時刻表より8分も遅れて到着したのにも関わらず無言。その後、発車時も停車時も無言。さらに、毎回バス停に停車する前に乗降口のドアを開ける。
降車の際に運転席の運転手を見たところ、シャツのボタンを三番目まで外して銀色のネックレスをこれ見よがしに披露していました。

「岩崎だから」と言われればそれまでですが、鹿児島県外から訪れた方が、公共交通バスのこのような運転手を見たら何と思うでしょう。

鹿児島交通のトップや自治体のトップが予告なく公共交通機関に乗り、このような運転手の実態を目の当たりにしてもらいたいものです。
okatake318
能勢さんの思いが届き、自分事のように嬉しいです。これからも貴重な情報を楽しみにしております。
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