能勢謙三の鹿児島まち案内日記

2539 責任逃れ

あいうえおさん、hamo2124さん、ありがとうございます。
おっしゃるように、役所の縦割りの弊害があると思います。わかりにくくて不便な鹿児島中央駅東口バスターミナルがなかなか改善されないのも、これが一因かもしれません。

乗り場再編など同ターミナルの改善を求めて市議会に請願と陳情を出したとき、審査する委員会に当局側として出席したのはいずれも交通政策課でしたが、同課は委員に対して「所管ではない」と繰り返しました。

同ターミナルの縦割りをさらに付け加えると、そばに近くオープンする観光案内所の所管は市観光プロモーション課です。つまり、この場所に市役所の4つの課がかかわっているのです。

そもそも、市役所の観光関係の部局である観光交流局には、観光プロモーション課、観光振興課、世界遺産・ジオパーク推進課、グリーンツーリズム推進課という4つの課があります。こんなに細かく分ける必要があるでしょうか。縦割りの弊害や責任逃れを生む背景になっているのではないでしょうか。

下の写真は最近の市役所や市の目標です。森前市長の勇退に合わせたように周辺も中庭もすっかりきれいに整備されました。そして2050年にはゼロカーボンを目指すそうです。見ばえだけでなく、明日にでも「ゼロ責任逃れ」こそ目指してほしいものです。
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