いづろ方面へ向かうバスの乗り場である東千石町側の天文館バス停。なかでも水族館前、北埠頭、ドルフィンポート、高速船ターミナル、南埠頭、鹿児島新港と、港方面などへ向かうバスが出るドコモショップ前の3番乗り場の存在がわかりにくく、ここを探してこのあたりで客がうろうろしているのです。
なぜか。ここよりもっと中央駅寄りのいわさきパーキング前にある1番乗り場(空港・高速バス)2番乗り場(鹿児島駅以遠行き)の2つの乗り場から、3番乗り場だけが天文館本通りアーケード入り口を挟んで離れているためです。
2番乗り場の市営バスの時刻表のそばに、下の写真の張り紙(市交通局作成)が張ってあり、3番乗り場のことを案内しているのですが、張り紙の張ってある面の向きが悪く、つまり逆で、かえって客を戸惑わせています。
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ただ張ればいい、というものではない、という一例です。必ず向きに気を使ってほしい。ちょっとしたことで、わかりやくくも、わかりにくくもなるのです。これは街角の地図類にも言えることです。「向き」が命なのです。
ちょっとしたことと言えば、バス停の時刻表の張り位置もそう。バス車内の降車ボタンの設置位置もそう。ちょっとしたことですが、その位置がとても大事です。どちらかといえば位置が高くて、困ることが多いようです。
先日、南日本新聞の読者投稿ページ「ひろば」で、県外の女性が「空港バスの降車ボタンの位置が高くて困った」と指摘していました。また26日付の同ページには、鹿児島中央駅のバス乗り場でバスを待っていた県外の男性が「どんどん走り抜ける自転車に怖い思いをした」と訴えていました。歩道には「自転車は押して通って」という看板が立ててありますが、大半の自転車が無視して駆け抜けます。
このようなちょっとしたことがとても大事です。交通・警察・行政・議会関係者は、もっともっと肝に銘じて欲しいと思います。この男性は書いています。「(中央駅は)観光都市・鹿児島の玄関口です。市民の自転車マナーのお粗末さに驚きました。天候に恵まれ楽しい旅行でしたが、ただ一つ残念な思い出が残りました」。
三反園知事と森市長に、ぜひ知ってほしい現実です。
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