市民が持ち込んだポスター類を、そのままガラスボックスの中に張っていた従来の掲示板と違って、新しい掲示板はデジタル化されました。市民から寄せられた９枚のポスターが１枚のスクリーンに刷り込まれているようです。このためデータでの入稿も受け付けるようになりました。
裏面には企業の全面広告が載っています。現在、ハウステンボスと薩摩酒造が広告を出しているようです。
掲示板の数自体、以前より設置箇所が増えました。目抜き通りには軒並みと言っても過言でありません。いったん設置したものの、何か不都合でもあったのか、すぐ撤去した掲示板もあります。向きが歩道と直角で、危なっかしいものもあります。何だか変だな、工事もずさんだな、と思いながら推移を見ていました。
私は、アナログな以前の掲示板が好きでした。ポスターの張り主の個性も感じられました。デジタル化されたことで、どこか画一的になってしまいました。軒並み的な設置も、都市景観上、いかがなものでしょうか。市民のためというよりも、広告主や掲示板メーカー、設置業者のために、新しい掲示板が生まれた気がしてならないのです。
貸し自転車「かごりん」といい、以前街角に設置された街角歴史オブジェ「時標」といい、今回の掲示板といい、鹿児島市役所の主体性が感じられません。メーカーや仲介者の言いなりになっていないでしょうか。
２０１５年３月２４日（火）晴れ。肌寒い。
かかりつけの医師から「念のために心臓のエコー検査を」と言われて、紹介状を持って病院へ。結果は「異常なし」だったが、終わるまで何と６時間半かかった。待つストレスで病気になりそうだった。
病院の待ち時間も何とかしたい課題。結局、この日は「まち案内」できず。
