ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

地域差

2011-12-21 05:07:51 | Weblog

最近、人と会うと「毎日雪かきで参っちゃう」とか「雪かきで腰が痛い」とうんざり顔の人が多い。ここ数日は30センチほど降り続いているので確かに除雪を自分でされている方は大変だ。家の除雪でもその家の性格がでる。本当にきちんとしていて雪庭(?)という方も居れば、階段さえ除雪しない人もいる。俺はどちらかと言うと後者に近い。ただ、除雪は業者に頼んでいるので腰が痛むこともないし、時間を取られることもない。玄関階段の雪をはらうだけなので楽だ。除雪車を運転する方の技術によってはイライラすることもあるがやむなしダ。

 

我が小中学校の同級生から地元酒蔵の新酒2本が贈られてきた。我が地元酒蔵には「一人娘」で有名な山中酒造店と「紬美人」の野村醸造店がある。その「初しぼり」の日本酒だ。

 

俺のイメージは日本酒なのかも知れないがここのところ日本酒が6本贈られてきている。この数では一人で飲み干すことは到底出来ない。正月3ヶ日でも一升は呑めないだろう。誰かと呑むのが一番捗る。でもな、日本酒を飲む人が少なくなっているし、翌日効くから少しずつ呑むしかない。いずれにしても嬉しい悲鳴だな。

 

一昨日はタクシーや代行で帰るより安上がりなので倶知安で泊まった。まあ、驚いたのは倶知安の雪の多さだ。ニセコも倶知安も変わらないだろうと思うかも知れないが、ニセコでも場所によって降り方は大きく違うし、ニセコと倶知安も違う。目くそ鼻くそを笑う程度かも知れないが、違うんだな。

 

駅前ホテルに駐車した車には30センチほど積もっていたし、家に帰ればそれ程降っていないという。羊蹄山とアンヌプリの山を線で結び、その線の12キロ周辺と、少し離れた場所では雪の降り方が丸っきり違うのだ。ニセコに比べ隣町の蘭越町は羊蹄山・アンヌプリラインから外れているので明らかに雪が少ない。ニセコでもそのライン近辺のスキー場付近と我々が住んでいる場所では全然違うのだ。違うと言っても、少ないと言っても雪は多いのだ。地域差とか格差は何処に行ってもある。これがいいのだ。

 

10日ほど前は湿り気たっぷりの雪が降った日があったが、今は乾雪というかフカフカ、パウダーが降っている。箒で履けば飛んでいく程軽い雪だが、余りにも多すぎるので箒では掃けない。いくら軽い雪と言っても新雪ばかりではなく、氷りに近い雪も除雪しなければならない。それが腰を痛める原因だ。除雪も宿題と一緒でためると大変なのだ。毎日少しずつ除雪、これが必要だけど屋根からどおっと落ちる雪もあるし、まあ、上手く付き合わないと。

 

1221日朝。屋根から雪が落ちる音はしないけど、冷えている。室内がいつもと違う。昨日は一瞬蒼空になった。ちょっとした蒼空が見えるだけで気分も景色も違う。

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