ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

先輩

2007-11-27 05:03:22 | Weblog
 札幌に住む86才の方から連絡があった。土地を売ってもいいと思っているがどんな不動産屋なのか解らない、一度来いとのことで札幌に向かった。札幌はほとんど雪が無く、ニセコとは随分違った。  マンション駐車場の前で待っていてくれた。暖かい日とはいえ、シャツ一枚、上着無し、しかも決して愛想がいい方でもなく、どちらかというと恐い顔で出迎えてくれた。  マンションに案内され、L字のソファに座り45度の角度で話し始めた。どんな不動産屋か解らないと言われたので一応自己紹介をした。生まれが茨城県だ、というと表情が一変した。この爺さんも同郷だった。どんな不動産屋が来るのかと俺の様子を伺っていたこのおじいちゃんの顔がこの一言でゆがみ、そして微笑んだ。そしてL字で話し合っていたのに自分のソファを動かし正面に向かい合った。
 驚いたことに下妻市高道祖という出身の高校の先輩だった。高校の2001年度版会員名簿を持ってきてくれ、懐かしがってくれた。当然話しも弾んだ。誰々先生は居たか、とか、何点か質問された。しかし、約30年のギャップがあり、正直当時のことを言われても懐かしい面もあったが、ついて行けなかった。
 商売は地質調査、三井鉱山で働き、主に炭坑の地質調査。独立してからは地質調査会社を興し、ニセコ周辺の調査に来ていたこともあり、その時に土地を買わされた、とのこと。
 帰ろうとすると手で制止、これから昼飯を喰いに行こうとマンション1階にあるそば屋でご馳走になる。目が悪く、眼底なんとかでほとんど目が見えないらしい。俺の顔も判断できなく輪郭だけで判断し、特製の虫眼鏡を持ち歩き、メニューを読む。
 しかし、この北海道で高校の先輩・後輩に会うなってお互い思っていなかったろう。先輩と聞いただけで俺はホッとし、先輩はよくぞ後輩が尋ねてきた、という感じで受け入れてくれたし、本当に喜んでくれた。こんな出逢いもあるんだ。でも、欲張らないともっといい先輩なんだが。
 11月27日朝、今日は緩い寒波が来るらしい。最高マイナス1度、最低マイナス4度の予報だ。この位の気温が心地よくなってきた。写真は羊蹄山中腹からでるお月さん。ビューティフルだ。

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