ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

データ

2012-07-18 04:31:35 | Weblog

小樽に行った。目的は病院により、無呼吸症候群をチェックする器具を借りて、持ち帰り、それを寝る時に付けてチェックするため。ついでに客人を小樽駅まで送り届けたが、途中、妻友が「どこまで行っても緑。これなら私も運転できる」と。信号もない、車もほとんど通らない、蒼い空と緑に木々に囲まれた道路、走っていても気持ちいい。

 

約30年前、名古屋に5年間勤めたことがある。その時、組合活動をしていて、一緒に情報通信労連として活動していた仲間、岐阜・関市の松下さんご夫婦が来られた。年賀状のやり取りは続いていたが、合うのは何十年ぶりだろう。年賀状には「そのうち、死んじまうので遊びに来たらどうだ」と毎年書いていた。

 

聞けば、ご夫婦で山登りを行っていて、大雪、富良野を登った帰りに寄ってくれた。定年前は「山登りなんかやるヤツの気が知れない」と思っていたようだが65才から山登りを始め、今では月に5つの山を登り、年間60山を登っているという。定年になりゴルフ会員権も買い、一時はゴルフだったようだが、今はゴルフや止め、山とのこと。

 

夫婦で近くの公園を毎日7キロほど歩いているという。そうでないとそれだけの山には登れないだろう。70才になったとのことで、髪は白くなり、身体もだいぶスマートになったが元気だった。

 

家でバーベキュウを行った後、カラオケが好きだったことを思いだし、町のスナックに行った。お客は誰も居ず、我々2人だけ。ママも女の子も居ず、ちょっと寂しかったが、彼は歌いに歌った。一軒だけではもの足りず「もう一軒行こう」となり、スナックをハシゴする。しかし、70才が「美しい十代」を歌う、実に美しい。

 

帰って来て、その器具を付けて寝た。鼻に尖ったものを付け、左手人差し指にセンサーなるもを付けて寝たが、酔っぱらっていたのだろう。朝起きて気付いた時は鼻に付けたものが外れていた。データ、取れたのだろうか。

 

しかし、小樽の病院の医者よ、もっと愛想良くしたらどうなんだ。事務的な対応にガッカリする。昔は「医者様」だったかも知れない。今は選べる時代だぞ、医者の技術も確かに大事だが、「接客」も心がけて欲しいな。

 

7月18日朝。

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