ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

2010-01-21 04:30:47 | Weblog
午前中そして夕方には雨が降った。シーズンに一回くらいは雨が降るが大寒に雨か、たまにはいいか。

借りている事務所屋根から雪が落ちた。落ちた雪が中途半端な状態だったので地元の先輩の方に手伝ってもらって雪下ろしを行う。落ちる前にはこの雪が落ちて下敷きになったらお終いだ、と思った程の積雪。また、隣に住む方から落雪して配電盤が壊れた、との連絡を頂く。雪庇だったところがずれ落ちて配電盤を襲ったのだ。

雪下ろし中、地元先輩の方のスコップは「キレ」がいい。一方、俺のスコップは両面に雪が付き重い、力を入れても刺さらない、キレが悪い。「労」多くしてはかどらない。先輩のスコップは「労」少なくて「労」が多い。簡単そうに雪を下ろしている。何で雪がスコップにつかないのだろう、と質問。そうしたらスコップに「ロウを塗らなきゃダメだ」と。

雪質によりスコップに雪がつくのかと思ったが雪がつかないスコップにはロウソクの「ロウ」を塗っていたのだ、スコップ一つ、手入れが違うのだ。それで「ロウ」多くして「労」が多いのだ。

確かに、手入れしないスキー板には雪がくっつき、滑らない。ワックスを掛ければ滑り出す。これと同じ理屈か。でも、スコップにロウを塗り、手入れしているなんて、見習わなきゃならないな。手入れしている道具を使えば仕事もはかどるのだ。スコップだけではなく何事にもいえるな。まあ、何事も手入れが重要ってこった。

ニセコの街中が排雪により広くなった。除雪された雪で道路は狭まりすれ違うときには徐行というか一方が止まって待つ程の道路幅だったが、元通りの10メートルほどになった。何よりも2メートル程の雪の山が1メートル間隔であった、その山がなくなりスッキリしたのだ。歩道も、道路幅もこんなに広かったのか、と。邪魔者が片付くと心までスッキリするな。

1月21日朝。大荒れの予報だが静かだな。雪も降っていないようだ。
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