即時荷重インプラント治療が2018年現在、広く普及し始めようとしています。
しかし、本当に即時荷重インプラントは、正しく広まろうとしてるのでしょうか?
本音で申し上げて、非常に危ない状況ではないか?と私は感じて仕方がないです。
今日上げたこのレントゲン写真の患者さんの症例も、即時荷重インプラントを抜歯と同時にした方です、10年前2008年に。
このように私は、即時荷重インプラントをずっと昔からし続けて来ました。
18年前の2000年からです。
だからこそ、即時時荷重インプラントに対して、強い思い入れがあり、自分がこの道を確立して来た専門家でパイオニアである、と自負し、現在の状況に危機感を強く抱いているのです。
私は即時荷重インプラントを、誰よりも早くから手掛け、必死になって成功させ続けて来ました。
2000年当時、即時荷重できる、患者さんの望みを叶えられる、と公言してしまって、業界の逆風を私はもろに受けました。
それはそれは厳しいモノで、私の知人、友人はこぞって、私のことを思いそんな危険な道行かない方が良い、と助言してくれました。
でも、私の元にはその当時、即時荷重インプラントしてくれる専門家が全く見付からない、と言う状況で、それこそ北は青森、南は沖縄、海外からもイギリス、アメリカ、ハワイ、東南アジアから患者さんが来て下さいました。
その患者さん達の期待に応えなければならない、で私は世間の逆風に見舞われながら、即時荷重インプラントし続けました。
ハッキリ言います。
そこで、失敗続きであったなら、私は挫折していたことでしょう。
しかし、難題抱えている患者さん達をお救いできたことで、私は自信を持つことができるようになり、やはり即時荷重インプラントはちゃんとやればできる、と確信したのです。
そのルールを、後世の為に明記します。
1、植立トルク、初期固定力を35N以上を確実に得ること。
2、CTで解析して、できるだけ長めのインプラントを用いて、皮質骨で固定されるようにすること。
3、多数歯の場合、ギリギリの本数を避け、最低でも+1本のインプラント本数を用いること。
4、インプラントを複数植立する時には、できるだけ平行にキチンと埋めること。
5、仮歯は強固な構造にすること。
6、ネジーネジ留めのような脆弱な固定はできるだけ避けること。
7、常にインプラント固定度をペリオテストで測定し、適時の対応を取ること。
8、噛み合わせの力の加わり方に精通し、それを常にチェックし、適時の対応を取ること。
9、歯茎の状態、感染予防を徹底的に行うこと。
10、患者さんの全身状態の把握に努め、栄養状態の改善の指導を行うこと。
まだまだ、付記すれば細かなことがあるかと思いますが、以上の10条件が絶対必要条件、と断言します。
実はこの10条件は、2004年のボストンPRD大会で、私が世界に向けて初めて発表した内容の2018改訂最新版です。
オリジナルは、拙著に書いてありますが、少し古くなって来たので、以上のように改訂しています。
これらの、ルールを自分で見い出し、
このような審美領域の即時荷重インプラントを抜歯後直ぐにして、成功させる、と言うことも成し遂げて来ました。
この患者さんも10年になる方です。
更には、
従来、不可能と言われ続けて来た上顎臼歯部への即時荷重インプラント、勿論抜歯後直ぐに、と言うインプラント治療も成功させて来ました。
この患者さんは、7年前の患者さんです。
このようにして、即時荷重インプラントの可能性、適応症を広げて来た張本人が私です。
今でも、即時荷重インプラントと言うと、全顎的インプラントじゃないと、と言う考えが業界に強いですが、そんなことはありません。
全顎的じゃないと、となれば、その為に残せる歯も抜かなければ、と言う本末転倒なことが起こります。
見て下さい。
この患者さん、多分全顎的即時荷重するDRに掛かったら、全部抜歯されてもおかしくない状態でした。
それを、私は患者さんの歯を大事にしたい、と言う思いに応え、下のように治せたのです。
要所要所にインプラントをし、残せる歯を助ける、支える。
それが、私の目指す即時荷重インプラント治療です。
この方も10年になります。
生意気ですが、本当の本物の即時荷重インプラントの専門家、その道のパイオニアと自負できる所以です。
何でもかんでも抜いてインプラント、なんて私は毛嫌いしてます。
残せる歯とインプラントの協調。
補い合って行く。
それが、私の即時荷重インプラント道です。
勿論、審美部位への即時荷重インプラント、抜歯と同時もこのように成し遂げて来ています。
しつこいですが、この方も10年になる方です。
ここまで、次々と色々な即時荷重インプラント症例を繰り出せるDRは、まずいません。
即時荷重インプラントは、以上のように18年2000年からの長い経験に基づいて、安全安心で行うことができる時代になりました。
但し、本当にできる専門家を見定めないといけません。
自分が切り開き、築いて来た道ですから、私は責任持って、業界全体を見守り続けます。
以上のように、少々うるさ型のDRですが、私で良ければ全力でお力になります。
本当に直ぐに歯が欲しい。
仕事、生活に差し支えなく直して欲しい。
痛くされるのが嫌。
長持ちするように治しして欲しい。
などなど、本当の本物のインプラント治療を求めている方、どうぞご相談にお越し下さい。
03-3775-0044までお電話いただき、受診のお約束をお願いします。
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