大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

歯を守りたい、噛めることを守りたいと願うインプラント

2018年01月10日 | 日々のインプラント臨床の話


この方の治療をお引き受けして今年で21年目、になります。

上は10年前の2007年のレントゲン。

下が2017年のレントゲン。

10年で、左上一番奥歯が割れてインプラントになりました。

不思議なことに手前の大臼歯は無事でした。

それは右上歯にも言えます。

被せ物が壊れて治してますが、歯は割れずに残っています。

噛み癖なのか、とは思いますが、不思議です。

どうして右上の歯は大丈夫なのか?先に割れたのは反対側の左上の奥歯でした。

力の読めなさ、を痛感します。

この方は元々九州の先生からのご紹介で、こちらに引っ越して来るので、右下にインプラントお願いします、でご縁をいただきました。

なので、右下は早くも21年目、となります。

インプラントブリッジで治させていただきましたが、ダミーの所には実は殆ど骨がなかったのです。

治ってしまった後で骨が出来上がりなだらかになったのです、

正にインプラント治療だからこそ為せる技かと、思います。

正しいインプラント治療、とされげなく書いてますが、これがなかなか難しいのです。

歯周治療ベースにして、健康な骨、歯茎を守る。

それでこそ、奇跡のような骨が出来上がり、長く平安を保つのです。

しかし、全然いばれません。

他の部位が悪くなって治療してるからです。

お恥ずかしいことですが、これが現実です。

治した所は無事でも、周りが守れなければ、と私は思います。

長いお付き合いで、できる限り歯を守る。

それには、残りの歯に負担かけないインプラントは福音だ、と思います。

でも、力で歯が壊れて行くのを阻止するのって、本当に難しいです。

私の予測通りの展開にはなってませんが、噛めることを守れて来たことだけは良かったです。

やはり、インプラントを助っ人として歯を守る、をできる限り守り、これからも頑張りたい、と思います。




1月9日(火)のつぶやき

2018年01月10日 | Weblog