大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラント治療時に抜歯とかでの注意点

2008年04月10日 | ニュートンドクター見て下さい。
やっぱり、この事に触れない訳には行かないですね。
既に抜歯されている部位に、何年経っても病巣が残存している事があるんです。

この事はさる権威の方に(かのK先生とかGBRのN先生とか)質問したら、抜歯されたらそこに病原菌残らないんだから骨に治るに決まっているじゃないか、とエラク叱られた事を昨日の事のように覚えています。

しかし、誰に怒られようと、衆人の前で罵倒されようと、あるものは有ります。
声を荒げられたその時でも、同年代の先生とかに、やっぱりそうですよね、と声掛けられる事が多かったですから、皆感じているんですね。

私はどんな偉い方が何かを黒いと言っても、白いものは白い、黒いものは黒いとしか言えません。
なので、皆さんにはインプラントホール形成後必ず、確認するようにお勧めします。

長ーい、細ーい鋭匙が有効ですが、国内では満足出来るものがないんですよね、困った事に。
TDMで凄く小さいの出しているので、ご活用下さい。
国内ではこれくらいでしょうか。


後お願いしたいのが、抜歯時に病巣取り切る事。
これが物凄く重要です。
抜歯して終わりでは、絶対拙いです。

即時植立とかの成功率が、信じられているよりもズッーと低いのは、業界人はまだ黙っていますが、言っとかないといけない事ですよね。
ポイントは病巣の除去です。

病巣すら取り切れてないでは成功する筈ないです。
私が上手く行っているのは、その問題点に直ぐ気が付いて、改善したからです。

特殊な器具を海外の学会で購入して、使用し出して、患者さんから術後の違和感を全く言われなくなりました。
それまでは成功出来てましたが、違和感を言われていました。
2000年のAAPホノルルで見付けて以来使っています。

骨の中は綺麗とは限らない。
これが、私が自家骨移植を嫌う理由です。
人の体にはコロニーのように病巣も存在出来るんです。
そんなの3DXでも判別出来ません。

頼るは触診のみ。
腕です。
人の体の中には病気の元は残さない。
医療人としての最低限のマナーでしょう。