紀元2675年の梅雨明け間近の今日このごろ…
子供たちは、もう夏休みに入りましたね。
私はバルカンSにサイドケースを着けるため奮闘しております。
さて、オリジナルサイドケースを着けるために、まずはバルカンの車体にワイズギアのマルチキャリアを固定するわけですが…
このバルカンS、シートのサイドまわりがナカナカややこしい造りになっております。
サドルバッグ取り付け箇所の小さいカバーを取り外すと、こんな感じ
マルチキャリア取り付けの試行錯誤の途中に撮影したので、3ヶ所ボルトが外してありますが、両ハジの2箇所だけが車体にマウントできるボルト穴なんです。
その間にある何ヵ所かのボルトは、華奢なステーにマウントされているんです。
大きいカバーを外すと…
まん中うしろあたりのボルトはフェンダーに穴が開けられていて一見車体につながっているように見えますが…
フェンダーの穴は単なる「逃げ」です。
なぜこんな造りなのか。
それはシートレールを持たない、バルカンS独特の車体後部の構造に原因があるんじゃないかと思います。
フレームはカバーを外して見える一番前のボルト穴のところで終わっていて、それより後ろはフェンダーの内側に沿って鉄板が車のモノコックボディのように伸びています。
後部座席の乗員の重量はこの鉄板で支える構造です。
そういうわけでマルチキャリアの取り付けにはこの片側2ヶ所のフレーム&モノコックにマウントできるトコロを使おう、ということになったんですが…
これが使用ボルトがですね…
後ろは普通のM8(ピッチ1.25)なんですが、前はM10の細目(ピッチ1.25)なんですよ!
マルチキャリア取り付けのために長くて丈夫なボルトが必要だったんで100ミリ長のステンレスを求めたんですが、ホームセンターには無いんですよ!
仕方なく平日しか開いてないネジの専門店までわざわざ買いに行きましたよ!
…2本で税込み¥1400なり…
カワサキさん…
ユーザーが手を出しそうな所に変わったネジ使うのやめてもらえませんかね?
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