ノリの東京の友人の生きる糧

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

今週の1冊 ~ リングにかけるオヤジ・バトルな男たち ~

2008年01月16日 | 
 今週の1冊は、『リングにかけるオヤジ・バトルな男たち』です(著者:森哲志、集英社)。

 最近は『オヤジ・バンド』や『オヤジ・ファイト』等の中高年が取り組む趣味が話題になっていますね。うちの会社の社長も50歳を過ぎた立派なオヤジですが、「今年はバンドを結成するぞ。」と息巻いています。楽器ができる人は羨ましいですね。

 私はバンドよりは格闘技の方に興味があるので、この本を手に取りました。秋葉原の書泉グランデの、プロレス&格闘技コーナーに3冊だけ、ひっそりと積まれていました。2007年8月29日第一刷発行です。

 『オヤジバトル(ファイト)』とは、35歳以上の青年男性がリングの上で繰り広げる試合で、基本的にはプロの総合格闘技のルールと同じようです。ただし、安全面の事を考えて、寝た状態での顔面攻撃等は禁止しているみたいですね(リングスのKOKルールに近いのか?)。選手間で同意が取れれば、プロと同じようなルールにしたり、打撃なしの試合、打撃だけの試合等が選択できるようですね。

 この本には、8試合16人の選手の事が書かれています。
 上は50歳、下は36歳の選手達ですが、私と同年代の40代前後の方が多いですね。 職業も会社の社長、SE、設計技師、教師、元暴力団幹部、フリーター、美容師等、様々です。みなさん仕事の合間に格闘技のジムに通って、ストレスの発散や自分自身の存在意義の確認等を行なっているようです。その晴れ舞台が観客の前で行う試合なのですが、試合前に逃げ出したくなるのは、みなさん一緒のようです。

 全部で220ページくらいしかないので、熱中して、すぐに読み終えました。「自分も何かやらないとダメだ。」と思いましたね。とても精神的に参考になりました。小、中学校に習っていた空手を再度習い直そうかと思いました。歳のことを考えると、打撃系より寝技系の方が安全ですかね?。

 あっという間に読み終えた反面、残念だったのは、選手の半生の書き込みが中途半端だったことですね。情報量が少ない感じです。
 本の展開は、「選手Aの半生」→「選手Bの半生」→「選手AとBの試合の描写」→「試合後の描写」と言う感じで、220ページの中に、8試合16人を書いているのですが、詰め込みすぎた感じです。1人あたりの半生の紹介が10ページもないので、それぞれの人生が薄っぺらい感じがしました。もう少し、ページを増やすか、取り上げる選手数を減らして、個々を深堀した方がよかったのではないでしょうか。ページ数、文字数の制限があったんですかね?。読者は同世代の大人が多いと予想できるはずなので、文字数を増やしても問題はないと思うんですけどね。

 『リングにかけるオヤジ・バトルな男たち』は、ページ数も少ないので、すぐ読める本です。「今年は何かやろう」と思っている人(特に30歳以上の男子)には、お勧めです。読後に気合が入るのは間違いありません。
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