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稲刈りが終わりました。

2019年10月20日 | 農業

先週 稲刈り終了。

近隣の「プロ」が、コンバインを持ち込み、刈ってくれました。

現在 乾燥・モミ摺り中、収量はまだ確定していません。

 

プロ曰く、「一般的に、今年の稲の出来は良くない。」

カメムシ被害により、1等米の比率が、昨年より少ないとか。

県南では「ウンカ」が発生し、田んぼが「ミステリーサークル」状の被害も。

 

米つくりを始めて、今年で10年。

カメムシやウンカの被害は経験なし。稲の倒れるほどの台風被害も。

6月田植え、10月刈り取りは、域内では一番遅い米つくりスケジュール。

 

   

 

素人の米つくりスタート時は、近隣の人たちの「マネ」から。

そのために一カ月遅い「作業工程」の晩稲を選びました。

それが「きぬむすめ」、比較的新しい品種。島根県で開発された種類。

岡山県で、2年連続「うま味ナンバーワンの品種」に選定されました。

 

昨年の農業収支は、15万円の赤字。

コンバインや田植え機などの機械投資をしていないため、労務は「プロ」に依頼。

物納含め18万円を支払います。加えて苗代・肥料代をJAに。

私の農作業は、水管理と草刈り。米つくりをしているとは言えないレベル。

 

食べるだけの米を買うほうが、経済的には絶対有利。でも 米を作り続けるには理由が。

自分の田んぼで、無農薬で、安心できる米を食べることができること。

草刈りや水管理をすることが、運動不足を補い健康管理に繋がっていること。

最大の理由が、「目の前で成果」を確認できること。「達成感」を味わえるのです。

 

東京に住む娘たちや知人が「美味しい米」と言ってくれることが最大のモチベーション。

新米を送ることは、娘たちへの元気な親の「メッセージ」です。

 

   

 

米は不出来ながら、栗や柿は大豊作。

昼活動の猿や、夜行性のイノシシたちと競争しながら収穫した栗は豊作。

 

「渋皮煮」のため、皮をむくかみさんが、指を痛め疲れるほどの大量の栗。

大鍋で砂糖で煮込んだ栗を、瓶詰めにして娘たちに宅配。

自家製とは思えない「大きさと味」と娘や孫たちは大喜び。

 

      

 

裏庭の柿も今年は久しぶりの「当たり年」。

「富有柿」の枝が折れそうになるほどの量と大きさ。

カラスと猿と私の三つ巴の「分捕り合戦」がもうすぐ始まります。

 

「実り」に感謝。

 

画像    コンバインで刈り取り  近隣のプロ

      コンバインから移送トラックに

      裏の栗林で収穫の栗   大粒です

      栗の渋皮煮の瓶詰め

 

コメント
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