2013年7月20日鑑賞(NO.012)
製作年:2013年
製作国:日本
配給:東宝
上映時間:126分
監督・脚本・原作:宮崎駿
音楽:久石譲
主題歌:荒井由実
出演:庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、スティーブン・アルパート、風間杜夫、竹下景子、國村隼、志田未来、大竹しのぶ、野村萬斎、他
ホームページ:http://kazetachinu.jp/
【あらすじ】
大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子とある日再会。二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。・・・。
【感想】
今回の映画は両親と一緒です。
私の母は(顔ではありません)可愛らしい人で、とりあえず流行り物には食いつきたい
私が映画に行くと言ったら、やはり食いついてきて行く。
なので父も一緒に。
そして、感想はと言いますと。
この作品、マジお世辞なしに良かった
アニメだけど完全大人むけ。
子供には、かなり難しいですね。「ポニョ」とか「となりのトトロ」とは全然違う作品です。
そして、かなり奥が深い。
今の世の中に大きなメッセージを投げかけてますね。
色んな事が厳しく書かれていますが、アニメなのでソフトな感じがします。
更に、主人公・二郎の夢のなかだったり、さらっとストーリは展開していったり。
取りあえず展開が早いです。
ラストは『愛』。人を愛する事。愛する人が居なくなる悲しみ。でも、愛する人が居なくなっても生きる強さ。
このラストにピッタリな荒井由美(松任谷由美)の「ひこうき雲」は、グットきますわぁ~!!
本当に涙なしでは見れませんね。
もう一回、今度は1人で見たい感じもします
確かに、色々な面で賛否が問われていますね。
私は、今までのジブリとは違い、大人向けでハッキリ伝わってくるものが私にはありました。
それに、やはりラストのユーミンの「ひこうき雲」はひきょうくらい私の涙のツボでした(笑)
私も、公開早々観てきました。
賛否かなり分かれていますが、私もこの映画は良かったと思います。
ジブリ作品というよりは、宮崎監督が長年描きたかったことが
ここに集約されてるかのような、節目の作品・・・というように感じました。
「矛盾」をいろんな場面でいろいろ描いていて、これが
今回宮崎監督が言いたかった一つのような気がしました。
「ひこうき雲」は、ユーミン自身が10代で友達を難病で失くした時に書いた曲なので
歌詞がほんとうに映画とマッチしていて作品に相乗効果を与えていました。
「ひこうき雲」を聴くたびに、なんだか泣けてきますね。