80歳でgooブログはじめました!

80歳にして初めてのブログ。はんどめいど作品も販売。やっと自分のやりたいことにたどり着きました。80歳の日常を綴ります。

心遣いあふれる 伝統引き継ぐ ご祝儀袋

2023-09-23 17:26:50 | おばあちゃんのブログ

心遣いあふれる 伝統引き継ぐ ご祝儀袋

絹地で作ったご祝儀袋です。

娘は、ご祝儀袋を思い出として保管していますが、限界・・と言って処分したようです。

その話を聞いて、思い出にも残って、その後も実用的にお使いいただけたら、いいのでは?と考えて絹地で作りました。

未使用の絹の反物で作っています。また、水引は、ブローチとしてお使いいただけるようにしました。

贈った方も贈られた方も思い出に残ると嬉しいです。

 


ワークショップ用

2023-09-03 07:54:31 | おばあちゃんのブログ

ひょうたんの香袋、縁起物ですし、コロンとしたフォルムがかわいいので、ワークショップをすることにしました。

60歳代は、講師の仕事が引っ張りだこで、遠いところからもご依頼が舞い込み、大忙しでした。

75歳に引退してからは、洋裁や水引、お細工物、と多岐に渡って自分の好きなことだけをしてきましたが、80歳からまた欲?が出て、販売活動をすることに。目的は、日本の伝統工芸のお細工物や水引を広めることと、絹の風合いや良さを分かっていただくこと、そしてもう一つは、お小遣いを稼ぐことです。

ワークショップは、10年ぶりかしら・・。

下準備をして、臨みます。

出来上がりももちろん、販売します。

7月で83歳になりましたが、がんばります!


縁起物

2023-09-02 16:21:10 | おばあちゃんのブログ

ひょうたんの形の香袋を作りました。

これは、本当に手間がかかります。

二十仕立てになっているためです。カーブがつらないように、ぐし縫いをして切り込みを入れて・・・一つ仕上げるのに、3日もかかってしまいました。やれやれです。

でも、この布を見つけたとき、縁起の良いものに仕立てたいと思い、取り組みました。

中に、ラベンダーを詰めて、優しい香りに包まれます。

お部屋にさりげなく飾ったり、バッグに忍ばせたりして楽しんでいます。


お守り袋ができるまで

2023-08-23 17:33:41 | おばあちゃんのブログ

たくさんある布の中から、お守り袋に向く、縁起の良い布を見つけ出します。見つけ出すのです。この言葉が一番、ぴったりです。なぜなら、ものすごい量の着物と端切れがあるからです。足の踏み場もないとはこのことです。アトリエとは、そういうものです?

そして、布を見つけ出したら、一度、水通しをします。それを陰干し、やっと下準備が整いました。

それをカットし縫います。絹の風合いを損なわないためとちりめんは、布が動くので、手縫いをします。

丁寧に仕上げるために、しつけ糸をしてから縫います。裏もつけて、ひっくり返します。

角がきちっとそろうように気をつけます。

袋ができあがったら、水引の色の組み合わせを考えて『梅結び』『三段松』を作ります。

お守りに欠かせない二重叶結びを結びます。

それぞれが出来上がったら、袋の上に置いてみて、確認です。

この作業が一番、好きです。色の組み合わせ、布とのマッチング。ぴったりくると嬉しくなります。

袋にアイロンをかけて、形を整えて、『三段松』や『梅結び』を取れないように縫い付けます。

この作業がとても神経を要します。でも、お客様に末永くお使いいただくために、ノリで貼り付けるのではなく、縫い付けます。

二重叶結びを通して結んで完成です。

全てが手作業で、細かい作業ですが、目の手術をしてよく見えますし、まだまだ、ボケてはいられません。

母が身につけさせてくれたこの技術を次の世代に伝えたいですし、母への感謝もこめてこれからも作り続けます。

みなさまの手に日本の伝統工芸が渡り、つながっていきますように~願っています。


敬老の日に

2023-08-23 15:33:49 | おばあちゃんのブログ

和柄には、ひとつひとつ、意味があり、この矢羽根にも意味があります。

矢が引き戻されないことから、出戻りがない意味で女性に人気だったり、的を射ることから目標達成の意味があったり、魔除けの意味があったり・・。

今日は、嬉しいことが一つ。お守り袋が巣立っていきました。

ご縁があって、ある方のお手元に。

こんなばあさんでも役にたったかと思うと嬉しくてなりません。

敬老の日に向けて、新作を作成中です。自分もばあさんなのに・・敬老の日向け・・娘が笑っていました。

がんばります。