はしもと紀子の風だより

はしもと紀子の今日の出来事をお伝えします

10月8日(日)

2006年10月08日 | Weblog
  今日は、朝一番、地域の方からのお電話。いろんな世間話でお互い安否確認できました。さりげなくあたたかい励ましのお言葉を戴くと、日ごろの様々なことを忘れてホッコリとした気持ちになります。
 
 午後、「きれいな水と命を守る 合成洗剤追放第29回全国集会」に行ってきました。始めて大阪で開催されましたが、これまで全国集会には学校給食での「せっけん使用運動」でかなり先進的取り組みを引っさげて参加してきた経験から、今回は帰趨本能のように身体が一人でエル大阪に行っていたという感じです??。
 テーマは「水の都 大阪でいのちの水を考えよう ~琵琶湖~淀川~大阪湾の水循環」です。協賛は、JA全国女性組織協議会 全国漁協女性部連絡協議会ですが、そのとおり、これらに従事される方々と水・環境問題は切って切れない関係です。
 現地実行委員会委員長 永久睦子さんは挨拶で「昔、川が生活水として使われていた時代、人びとは川下の人を思いやることを教わり、代々伝えてきました。川が人の心をつないでいた時代です」と語り始め・・・地球上のすべての子どもたちの、そのまた子どもたちに、命の水を残すために・・・一緒に考えましょうと訴えました。
 記念講演は「世界の水問題と私たちの水環境」と題してNGO「AMネット」の神田浩史さんから、世界を歩いた経験を交えた報告をお聞きしました。国際公共財としての水は、紛争・戦争・食糧・エネルギー問題と密接関係し、行き着くところ南北問題、格差問題に突き当たることを様々な事例から報告されました。今を生きる私たちの暮らし方の一つ一つが、世界の課題に直結しているのだということを改めて感じました。
 しかしその水(水道事業)も小泉政権の民営化路線で、市場化テストの項目にあがっているとか。命の源の水が営利目的にされて、私企業化されていいのかどうか・・・。詳しくはNGOAMネットHP AMNET で。