おしょうしな日記 Thanks 101

科学・技術をわかりやすい言葉で解説。「おしょうしな」とは、山形おきたま弁で「ありがとう」の意味。

八百長のエントロピー

2011-02-03 20:17:15 | 学校の想い出
八百長と聞いて思い出したのが、20数年前の剣道の昇段試験。

順番から考えると、いつも一緒に練習している同じ高校の同期とあたることがわかった。そこで、相談を持ちかけられる。

  「俺も打たせるから、お前も打たせろ」

お互い、技がよく決まった。

終わってから、審査員の先生、確か、市の剣友会の会長だった御年配の先生から、二人で呼び止められた。

    「見ていればわかる、ちゃんとやれ・・・」


少し心配したが、無事、二段に合格。 おおらかな時代だった。


それにしても八百長のエントロピーはどのぐらいか。

相撲やプロレスは多少、八百長があっても、それなりにおもしろいのではないか。試合も楽しめるはず。

以前、週刊誌にも書いてあったから、こうしたものは、昔からあったと思うのだが、すると、今回の八百長のエントロピー(情報量)は限りなくゼロに近い。

八百長があっては困るのは、アジアカップやワールドカップ、高校野球など。 こちらは、真剣勝負だからおもしろい。

サッカーや高校野球における八百長はまず考えられないので、もし、これが起こったとすれば、エントロピー(情報量)は非常に大きい。

p.s.
それにしても、今日の新聞各紙、相撲の八百長が一面トップとは、情報量のほとんどない、つまらない記事である。


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