魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

春ジャガ植え

2009-02-15 16:57:31 | ジャガ芋、薩摩芋、里芋、他のイモ類
今日は、とても暖かい日でした。
昨年、サクランボの木の下に何故か、ジャガイモは勝手に大きくなり、沢山芋をつけました。
土寄せなどしないので、土から出たジャガイモは、青くなっていました。
このジャガイモがどうなるかと試しに、土に上とそのまま土に中に置いておきました。

ジャガイモの栽培の本を読んで勉強した所、ジャガイモは霜にも強いことが分かりました。
それに、今年は、小雪です。
昨年、放置していたジャガイモも雪が消えて出てきました。
土の上に置いたままのジャガイモは腐っていました。

土の中のジャガイモは何故かネズミにも齧られず、何と、芽を出し根まで出ていました。
昨年、七月に収穫したジャガイモも、勝手に芽が出ています。
随分伸びたジャガイモもあります。
家の前の畑は、水で雪を消していたので、二月の初めから、雪がありません。
昨年、残して置いた、畝もそのままあります。
やっぱり、不耕起は、楽です。畝を立てるのは、大変ですから。

それで、ジャガイモを植えてみることにしました。
まずは、土の中で芽を出していたジャガイモを先週植えました。
植えた畝には、ベタ掛け用の不繊布を掛けて、上に藁を掛けました。

今日は、芽が出て伸びたジャガイモを植えました。

不繊布が足りなくなったので、ナイロンなども使いました。
なにしろ、今夜から雪の予報がでていますから、雪対策です。
ジャガイモは、30センチ間隔で、植えました。


5センチほど穴を掘り、芋を入れ、少し土を掛け、その上に肥料を少し載せます。
そして、また土を掛けます。

この肥料は、私が作りました。
米糠、鶏糞、牡蠣石灰、ナタネ油粕、消し炭、籾殻を混ぜて、最後に酵母液を入れて、また混ぜます。そうして、発酵を待ちます。
寒いので中々発酵しないので、作りかたがまずかったかなと思いました。
でも昨日ぐらいから、温度が上がってきました。
今日は、36度ぐらいになりました。この肥料をまいたのです。
発酵熱で土の温度が少しは上がるかな?と思いました。



ジャガイモに最適な温度は、土の中が17度から22度までだそうです。
でも、雪の下で根を出していたジャガイモですから、大丈夫なのではと思いました。
上手くいけば、5月には、新ジャガを食べられます。
上手く育たなくてもしかたないと思っています。
昨年の秋ジャガも収穫できたのですから、何でも物は試しです。
ジャガイモの肥料はサツマイモと同じで肥料は控えめにしたほうがいいようです。
特に、窒素は控えめにしたほうがいいそうです。
肥料過多で、病気が出たり、早く肥大し過ぎて倒伏したり、デンプンが充分蓄えられなくなったりするそうです。
芽かきはしないで、四本ぐらい茎を伸ばし、収穫は、芽が出てから、八十日ぐらい置いて、茎が枯れてから収穫するといいそうです。
最低でも、収穫は、芽が出てから六十日は置いたほうがいいそうです。
多肥だと、何時までも、葉が青々して、花も咲いたりするそうで、こうした芋はでんぷんが少ない粉がふかない水芋と言われるまずい芋になるそうです。
くわしいことは、本の紹介と一緒に説明します。 続く