魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

薪で炊いた魚沼コシヒカリ

2008-02-09 17:56:44 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
以前から、一度、薪でご飯を炊いてみたかったのです。
釜はあったのですが、お釜の蓋がなかったのです。
ホームセンターに買いに行きましたがなかったようです。
旦那様が杵と臼を買った骨董屋で、蓋を見つけて買ってきました。
それで、さっそく、炊いてみました。
釜と蓋をごしごし洗いました。
釜は三升炊きだったので、一升炊いてみました。

小学校の頃、かまどで薪をたいてご飯を炊いていました。
その頃は、段々畑に麦を作り、その後サツマイモを作っていました。
だからその頃のご飯は麦8割に米2割ぐらいのご飯でした。
白いお米のご飯はちんちまんまと言ってました。
めったに食べられない貴重なご飯と言う意味ではと思っています。
祭りや、お正月は白いご飯でうれしかったですね。
その頃、夕方にご飯を炊いていました。
学校から帰って、夕方、井戸端で、バケツに入れた、麦、米を洗いました。
始めは、薪をどんどん燃やし、釜から、蒸気が噴いてきます。
そうしたら、吹きこぼれないように、薪を除いていきます。
蒸気が出ている間は火加減をみながら弱めていきます。
蒸気が出なくなってからもしばらくそのまま置いて蒸らす。

体で覚えたものは、何十年経っても忘れないものですねー。

達磨ストーブで美味しく炊けました。


おこげも食べたかったので、少し焦がしてみました。


上の娘と一緒におにぎりを握り、味噌汁と漬物だけで食べました。
七合分ぐらい握りましたが、あっと言う間に二個だけ残して食べてしまいました。
お米はふっくらとして、もちもちとして美味しかったです。
昔は極当たり前だったことが、今では、とても贅沢に思います。
魚沼あたりは、ご飯は糠釜で炊いていたそうです。
籾殻を燃料にして、一度火を付ければ、あとは、かってに炊けてしまう便利な釜だそうです。糠釜のご飯も美味しいそうです。