香奈の気持とは裏腹に
ジブと 関係団体の行う 社会福祉は あるアンバランスをもたらしていた
ジブの存在が小さい間は目立たなかったが 存在が大きくなると
ジブ関係の会社がいる地方といない地方との格差が目立ってきた
日本でも恵の財団のある拠点とない拠点との差は現実的にアンバランスをもたらしていた
恵も大きくなっている時点でそれに気づき、関係する財団、又はジブの拠点がない地方への援助や支援をするように心がけていた。
恵の財団は 福祉を行う人たちの育成をしていたが その人たちへの補助も考えるようになっていた。
恵の財団では 福祉を実際にする人たちの報酬は結構高くて、必要な仕事をしているのだから、ある程度あるのは当然と思っていたが やはり財源論があってなかなかそれはいかなかった。
日本は広範囲な社会福祉が出来ている国となっていたが、世界はそうではなかった
あのアンバランスをどうするかを世界の指導者たちは考えていた
ジブの拠点は 一か所にまとまりやすい性格もあって、ますます 助長されていきやすい傾向もあった
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