のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1520

2018-06-14 00:23:31 | 新しい子猫たち 

ココシロは彼から お腹の大きな犬が仲間になった経緯を聞いて


 


それはいい事をした。きっと何かいい事が君たちにもあるよ とだけ言った


 


ただ そう言えば あの犬は奥さんに似て、小さい頃からチヤホヤされて育ったと思う。子供が出来て、守るべき対象が出来たのだろう。難しい所はあるが大目に見てあげる事だよ とも言った


 


彼は ココシロの言葉は変に心に残った。それにあのバアサンに対するココシロの同情は並大抵ではなかった。色々と事情があるんだろうな と思った


 


彼は優秀な科学者でもあって、敷地内から来た医学者と思われる人たちが水を採取しているのに気が付いた。研究も一段落した事でもあり、水の分析でもしてみよう。水道法的な分析は既に奥さんがしていた。可溶化しているナニかだろう。それを分析してみるか。上司はこういう事には理解がある人だった。


 


 



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