のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1478

2018-05-03 00:00:40 | 新しい子猫たち 

この古屋には 昔 井戸があった。危ないし水道もあるしと埋めたようだった。


 


猫は昔井戸だった付近で水溜まりのような池が出きていて、その水を飲んていた


 


奥さんはそれを知って、いつもエラソーにしている猫を そんな汚い水を飲んだらいけないと怒ったが猫は不服そう


近所の人たちがそこは、昔井戸があったの、猫は知っているんだねと云っていた


 


奥さんは 母親から電話があった時に 何気なく話した。父親から その後電話があって、井戸は埋めたらアカンと云われている。井戸を掘りなおせ、あの猫は賢い、多分いい井戸なんだろう、その水を使えるようにしな、金は出してやる。


 


業者に既に頼んでいるとも言われ、お節介にも程があると怒った 奥さんだったが、彼に話すると、あの猫が飲んでいるのだろう、きっといい井戸なのだ、お義父さんの言っているのは正しいよ、お金の事は後で話するとしてもその話は進めるようにと云った


 


ナンダカンダと直ぐに井戸は堀なおし、直ぐに飲めるようになったが奥さんは水質検査もしてみた。水道水よりも綺麗とか言われた。奥さんも飲んたが本当に美味しい、昔のように井戸の水を汲むのではなく、直ぐに飲めるようにした。