のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1111

2017-04-16 00:03:43 | 新しい子猫たち 

そして この事が政則の講演会とその後の食事会、食事会は名前が変わって懇親会となったが、政則の講演会の性格まで変えた


 


講演会といいながら、一種のリクルート、転職の説明会ともなったし、香奈ファイナンシャル関係の企業の就職説明会にもなったのであった


 


しかも政則の講演会に出てくれていた、リトルキャットガールズのファンクラブみたいなものも兼ねていて、結構複雑であって、物質的な利益にも関係してくるので、参加希望のアイドルは増え、単なる講演会では実質的に無くなっていった。


 


単に文系だけでなく、技術系の話もきっちりとあった


 


最初に創業者のジイサンがリクルートしたのは文系だけでなく、技術、研究系の奴らもいたが、ジイサンは自分で育てるとか言っていたが、可能性はあるが癖も強く、このジイサンが再教育するだけの時間も取れず、結局は 勝を頼って、ジブ総研とロボット工学研究所に 規格外の奴らの再教育を頼んだ、最初嫌がっていた勝も、ソイツラの可能性に惹かれて、結局引き受けて、ソイツラは結局、結構 まともな研究者、技術屋になっていくのであった。結果としてロボット工学研究所とこの通信機器メーカーとの協力関係も否応なしに深まっていった。


 


勝は今や世界の機械と云われるようになった、機械の技術の総元締めではあるが 勝個人が優れた研究者と云うのではなく、研究者、技術者の可能性に注目して、それを育てる事に優れていたのだった。それはロボット工学研究所でも結局同じだった。