のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.920

2016-10-01 00:00:22 | 新しい子猫たち 



香奈の遺伝子分析センターが儲けすぎ 批判は折に触れ 続いていたし、遺伝子分析センターの所長はそもそも研究者だったのでビジネスの事はよくワカラン、利益も規模も大きくなったビジネス部門を総括できて 香奈に話せる人が必要ではないかとの思いが強くなっていた



今のビジネス部門のリーダーたちもそう思っていた、ただ今のリーダーたちの中から選ぶと誰が上とかの争いにもなりかねない、今のビジネス部門も尊重してもらい、しかも香奈の信認も得られる人となると限られてきた



安いよ快適の社長が適任と言う事になった。安いよ快適は 世界にネットワークがあって飛び回れる若い奴でないと難しい、今の社長は有村の信認を得て社長になって現在の安いよ快適を作り上げた人でアジアの辺朗や南米の羽郎とも 親しく話が出来て この両方の快適の資本充実のためにジブトラストと有村を通じて話をしてきた人だった。もういい歳になっていて、自分でも後継者を育ててバトンを渡したいと思っているらしいと有村は言っていた。



遺伝子分析センターのビジネス部門と 快適とのビジネスは続いてた。この社長もよく知っている筈だった。



コイツを香奈からも信認があって 安いよ快適を作り上げた人物と香奈も認めていた。



ただ聖子もコイツは安いよ快適の宝と知っていて、簡単に放してくれない。非常勤の役員として助言する事と一旦安いよ快適の非常勤の役員も退任していた 有村も元気だからと役員に復帰させる事で 香奈も口説き、聖子も口説いて、ビジネス部門統括の遺伝子分析センターの副所長になってもらった。