たすくの空中散歩

千葉県我孫子「石臼と麦」店主、相澤たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

自家製蕎麦で年越し<2>~石臼製粉+そばがき編

2013年02月13日 20時12分29秒 | 一喜一憂
<12/28>
さて、いよいよ製粉作業、家宝の石臼の出番です!
蕎麦を挽くのははじめてなので、手順の確認も含めて、まず少量で試してみます。
年越し蕎麦が食べれるかどうかの命運がかかっているのでドキドキです。


挽いた蕎麦を、まず粗い目の篩いにかけると…


殻と粉がうまく分離しました。


粗い目を通ったものを粉ふるい器にかけてみると…


おお!!


蕎麦粉できたー!!


これはいける!ということで、どんどん石臼にかけます。
小麦に比べると、粉がさらさらしているので(小麦はふわふわ)非常にはかどります。


ふるい器を通らなかったものをまた石臼にかけて、を2回繰り返し…


三番粉まで挽きました。
小麦粉と同じで、だんだん外皮や甘皮の成分も挽かれて、色が濃くなっていきます。
真っ白な一番粉が一番貴重で贅沢だけど、栄養や風味的には三番粉が贅沢品です。


できたー!!


実にいい香りです。


全部で1kgくらい採れました。
よかったよかった。


その日の夜。
蕎麦を打つには十分すぎるほどの収穫があったので、挽きたての粉で「そばがき」をつくってみることにしました。
何も混ぜない蕎麦粉に…


熱湯をかけてこねます。
中途半端な混ぜ加減の時に食べたらなんかただ蕎麦粉をこねて食べただけ、みたいな味だったのですが、
根気よくこね続けると、やがて超ふっくらの絶品に!


醤油で食べたのも美味しかったのですが、あんこと一緒に食べたら、これがもうほんとに美味しかったです!

蕎麦打ち楽しみだー!


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