たすくの空中散歩

七草店主、相沢たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

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七草セルフリフォーム日記17~和室のしっくい塗り②

2020年09月04日 19時02分22秒 | 一喜一憂
前回


もうひと部屋ある和室を塗り始める前に、いろいろやりっぱなしだった箇所の補修からです。
壁の構造を見るために開けた穴は…


木を切って埋め込みました。


二階の梁の補修をしてそのままだった床を元に戻します。


高さ合わせの板を敷いて


杉板を打ち直していきます。


補強の金具を付けるのを忘れてました…!


補強用の柱を付けて、畳がそのままでは入らなくなったので…



厚み分カットしてみます。


ほつれたりしないんだろうか?心配だったので、薄めた木工ボンドを切り口に塗っておきました。


これで元通り。


塗り作業にはいります。
実はここの天井、中央が落ちていて、果たして直せるものなのか?どう直したらよいのものか懸案事項だったのですが、
天井裏に入って→下地の木があるとこを探して→下からビス止め、で無事直りました。


今回は、先にアク止め液を塗ってみました。
表面に膜を作って、アクのシミ出しを防ぐらしいです。それこそ薄い糊みたいな感じ?
前回、お試しの時には大丈夫だったのに、本番になったらアクが出てきて、三度塗りする頃には出なくなったのですが、念のため。


塗った後の状態。テカテカしてます。


砂壁(京壁?)もこのように、表面がビニールみたいになって、砂壁に水分が吸い込まれず塗りやすくなりました。


「うま~くぬれ~る僕もぬりた~い!!」
三歳の息子もしっくい塗りに興味津々。
一緒に作業です。
ペンキと違って手でぺたぺたやってもいいし、乾いたらパラパラけずれるし、塗り間違いなどにも神経質になる必要がないので、子供とも一緒に楽しめます。
ただし、しっくいは強アルカリ性なので、手袋をして、目にはいったりしたらすぐに洗い流すよう注意が必要です。


だいぶ塗れました。
天井がアクドメールでテカテカ!


天井塗り用に、一階で解体した丈夫な棚板で足場をつくりました。
この時、私は息子から風邪をうつされて体調不良気味。ただでさえ疲れがたまってヘロヘロななかでの地獄の天井塗り作業…。
しかも天井に必要なしっくいの量が予想以上で、しっくいが足りない!!何度も買い足すはめに…さすがにこの消費量となると「うま~くヌレール」では予算がきびしい…

そこで…


自分で練るタイプのしっくいを購入してみました。
これだと、ダントツ比べ物にならないくらいコスパがよくなります。
というか、クロスやペンキなど、あらゆる壁の仕上げ材の中でも費用対効果で考えたら抜群なのでは!?
(サトイモは、一緒に送られてきたわけじゃなくって、大きさの比較にしようと、そこにあったものを置いたものと思われます)

どのくらいダントツに違うかというと…

うま~くヌレールが、最安で購入した12800円/18kgで計算したとして…「711円/kg」。

大和しっくいが、1袋で練りしっくい32kg分(粉しっくい20kg+水12リットルで計算)で3300円なので…
な、なんと「103円/kg」という信じがたいほどのコストパフォーマンス!!

もちろん練るのは大変ですが、その大変さを差し引いたとしても、この値段差には代えられない!!
まあ、もし和室二部屋分を自分達で練っていたら、この何倍も時間がかかっていて間違いなく死んでいたことでしょう。今回はうま~くヌレールで統一しておいてよかったと思います。
そして、手軽に日本の伝統壁材に入門できて、その良さを知ることのできる練り済みしっくいの存在は、やっぱり素晴らしいと思います。

練り済み商品でしっくいの感覚をつかんできたら、「セルフ練り」もぜひ挑戦してみてください。

簡単に塗れて、見た目にもかっこいい上に、消臭、調湿、防音、防炎、ホルムアルデヒド吸着など様々な環境改善効果もあって、さらに安上がり(←ここ重要)とくれば、もう日本中しっくいで塗りつぶしてしまいたい!!

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<珪藻土とどう違うの?どっちがいいの?>

ちなみに、おなじようなものに珪藻土があります。私もしっくいとの違いがよくわからずに、どちらにすべきか迷ったのですが、今回改めて調べてみても、つまるところ見た目と効果は同じようなもので、どうやら珪藻の化石を主原料とした珪藻土の方が特殊で、産地が限られている貴重品。対するしっくいは石灰を主原料としており、日本じゅうどこにでもあって手に入りやすい。ということでなんとなくしっくいを選びました。

参考までに、漆喰と珪藻土の両方の商品を扱っているサイトです→漆喰通販 ロハスウォール

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12月30日。ようやく天井塗りも終わり、2階和室のしっくい塗り終了。
同時進行でキッチンも塗ってたり、リフォームの業者さんとのやりとりや鍵当番もあったり、風邪気味の中無理にやってたので、いろいろの疲れが一気にきて、息子の待つ実家に着くなりばったり。

柱の補修もうまくいき、風呂のリフォーム、壁塗りなど、住めるかどうかも怪しかった新居が、いろいろ「一安心」な気持ちで頬を自然に伝うものが。

開けた2020年元旦。
毎年まんじゅう売りでお世話になっている神社にご挨拶とお参りを済ませ
ずっとやりたかったことをやりに現場(新居)へ。


「大和しっくい」を開封して


粉からしっくりづくり。
ヌレールとの比較などは後程。


部屋の一角に厚めにぺたぺたして…


家族で記念の手形を取りました。
今年も一年、良い年でありますように。

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<実際にしっくいの部屋に暮らしてみて>

・最初は真っ白で綺麗だけど、汚れやすいのでは?と、特に息子に汚されないかと心配していたのですが…
実際のところ、なんというか、ほんとにすごく汚れにくいのです。
(そういう目で改めて世の中のしっくい壁の蔵とか民家とか見てみると、外壁でさえ白いままです!)
なぜ?表面がさらっとしているから?手垢もつかないし、とにかく普通に暮らしている範囲では、汚れの心配は不要だと思います。もちろん静電気が起きないので、ホコリはつきません!(だからか!?)

・大きめの地震が来た後、「あれ?」ふと気が付くと壁に小さなヒビが!
そういえば、前に住んでいた祖父の家のしっくい壁もいろんなところにヒビが入っていました。そういうものだと思っておいた方がよいかと思います。ちなみに今回確認したらまた増えてる気がするのですが、これを書くまで気づかずに忘れていたような小さなヒビです。もし気になるようなら、軽く上塗りするだけで直せると思います。

・未だに、寝っ転がって天井を見上げるたびに嬉しくなります。綺麗に塗れているから、というよりはむしろデコボコでへたっぴーだから、です。
塗っていた当時は、「あ~あ、思うように塗れなかったな~、でこぼこになっちゃたな~」とがっかりしていたのですが、時が経てば、すべては思い出、笑い話です。
むしろ、そのでこぼこにこそ、当時のしんどかった思いが刻まれており、感慨もひとしおです。

はっきり言って、しっくい、大満足です。最高です。


2020年8月現在の写真。

続く…

七草セルフリフォーム日記18~DKのペンキ塗り
七草セルフリフォーム日記 目次

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<2階しっくい塗りにかかった費用>

【材料費】

うま~くヌレール(白) 5kg  ×2 (4378円×2)
           18kg ×3 (12800+14058+14080円 ※いろんなところで買ったため)
アクドメール 1kg ×2 (1628+1072円 ※上に同じく)

(大和しっくいは、手形のみの使用なので、次回へ持ち越します)

小計 52,394円

【道具類】

プラスチック製仕上げコテ ×2 1240+1243円
うま~くヌレール コテ台 2024円
うま~くヌレール 目地テープ 1580円×2
隅塗り用ヘラセット 327円
養生テープ代 835円
マスキングテープ代 1088円
マスカー(養生ビニール付マスキングテープ)代 162円
養生シート 1298円
ゴム手袋 140円×2

小計 11,657円

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合計 64,051円 

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