NHKで遠藤周作さんの[深い河]を読み取って感じる世界観を話す番組を観ました。私もこの小説を若い頃読んでいて、感じる事がありました。人間ならば誰しも持っている(弱さ)その弱さにより添い、赦し(許しではありません)、救ってくださる方の存在を日本人に伝えたいと彼は思っていたのかなぁ〜西洋とはキリストの捉え方が違うかもしれないですねーでも、日本人だからこそわかるキリストの姿を彼の小説から感じとる事ができます。番組に出演されていた2人の方のお話から学びがありました。人間は2つの次元で生きている事を学びました。生活の次元と人生の次元で生きています。生活の次元は優劣が付くし、死を抜きにしています。一方、人生の次元は競争のない等しい世界で人はどこから生まれ、どこに向かっていくのかー平等にある死をも肯定している次元です。何か考えさせられました。今日は前半で明日後半があるそうです。 POEM 悲しさの中を 彷徨って歩いていると あなたと 出会うような気がします どうしょうにもない私ですが 神さまのもとに歩みゆきたい かすかな希望だけは もっています