後だしじゃんけん日記

古い革袋に新しい酒?

「マチネの終わりに」 平野啓一郎

2017年03月07日 | 読んだ

 

 蒔野聡史 クラシックギタリスト 38歳

 小峰洋子 フランスの通信社勤務の国際派ジャーナリスト 40歳 アメリカ人の婚約者有り

 三谷早苗 蒔野のマネージャーであり心酔者 30歳   

 平野啓一郎の大人の恋愛小説と聞いておりましたが、読み始めるなり登場人物2人は年齢と

 いい、仕事の内容といいいかにもアッパーなのでした。

 最初の出会いから2人は惹かれていく自分を認めているのでした。

 天才少年としてクラシックギターの世界に登場してから、円熟の第一人者と評価されて

 居る現在の彼は体調もあって演奏生活に逡巡する時に差し掛かっておりました。

 洋子は結婚の準備も間近にしながら、イラクでのホテルで仕事中に自爆テロに遭遇。

 間一髪でエレベーター内で逃れるというアクシデントの後パリに帰国。

 そこで蒔野と会います。二人はskypeで語り合っていて互いの感情を確かめる段階に

 差し掛かっていたのでした・・・・

 

  この小説で読者はクラシックギタリストの業界から個人的生活まで詳しく知ることになり、

  更に洋子の別れて暮らすことになるクロアリア人の映画監督の父や、日本人の母の事も

  知らされ、グローバルな世界の緻密な情報を読むことになります。

 

 それはそれで興味のある世界ではありますが、この大人の恋愛にはとんでもない邪魔が。

 私のぶっちゃけ感想は「振り込め詐欺だよ~~」まぁ艶消しな私の感想ではあります。

 

    三島由紀夫を彷彿させる恋愛小説現代版 

    平成の終わりに差し掛かった今はN.Yセントラルパークいいですね 

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 金の成る木に花が | トップ | 「三大ピアノ協奏曲の饗宴」... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

読んだ」カテゴリの最新記事