プリマドンナの遺言状

法事をしない

してこなかったという家は結構多いようですね

なかには

お墓も仏壇も位牌もありません。

昔はあったようですがお寺に返したそうです。

お葬式もしません。

お坊さんのお経はありませんが、

亡くなった場合は「お別れ会」をします。

親しかった方たちに連絡して

来てくださった方と昔話をして終わります。

さすがに焼かない訳にいかないので

火葬場にはいきますが、お骨はもらってきません。

遺骨を持ち帰らないということはできます。

頼めば処分してくれます。

お葬式をしていないので当然四十九日もなしです。

今では、お寺などの世話に一切ならずに葬儀を済ませるケースが増えいるようです。

死者に対する遺族の心さえあればいいんじゃないですか。


なんでこんなことを調べたかというと

昨日まで夫のほうの法事に出席してきました。

たぶん

これが最後の法事になるだろうということでした。

事情はいろいろで詳しいことはわかりませんが自分自身のことを考えさせられました。

私たち夫婦に子供がないこと

年齢の順番からいくと私が家族で最後に亡くなるからです。

知り合いや親戚がいても死後のことは頼めません。

死んでも焼き場から骨を墓に持って行ってもらうすべがないのです。

誰にも頼める人はいません。

生きているうちにそういった業者に頼むしかないかなと思ってます。

わたし自身

介護休暇と介護休職をとり

自宅と実家を新幹線で何度も往復しました。

そして

両親を最後まで看病しました。

母を見送り

父を見送り

両親の写真と父の遺骨の一部をかざって

毎朝声をかけています。

今回夫の法事と重なって両親の法事には出席できませんでしたが

生きている時にできるだけのことをしたし

毎日話しかけているし

たぶん両親は許してくれると勝手に思っています。

ロシアの世界的に有名なバレリーナ

マイヤ・プリセツカヤ



ロシア・バレエの殿堂モスクワのボリショイ劇場で長年プリマを務め

「２０世紀最高のバレリーナ」と称されたマイヤ・プリセツカヤさんが２日

滞在先のドイツで心臓発作のため死去しました。８９歳でした。

彼女は夫と一緒に祖国ロシアの空から散骨してほしいという遺言状を残していたそうです。




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