関東の大雪からもう4日
気温が上がらないので道路にはまだ雪が残っています。
成田空港は大混乱したようです。
公共交通機関がほとんど全滅
出国の人も入国の人も大変だったことでしょう。
雪とは関係ないのですが
現役時代にこんなフライトトラブルがありました。
それは成田発大連行き
大連の空港は軍との共有の空港です。
軍機が演習を行うと民間機は後回しのため待機を命ぜられることがあり
それがしばしば、
それも突然のため、出発も到着も定時制を保つことが難しい空港の一つです。
またよく霧が発生しやすいため、天候不良でエアポートクローズになることがあります。
その日は、大連の空港周辺の天候は良くないが、到着の頃には回復する見込みということで
一応燃料を多めに搭載しての出発となりました。
大連空港到着40分前頃コックピットから知らせが入りました。
天候不良で視界が最低高度で不良とのこと(機種によって、視界の最低高度は異なります。)
ここ上空で待機をし、天候回復を待ちます。とのことでした。
結局1時間30分ほどぐるぐるとホールディング
燃料補給のため、ソウルのイーチョン空港へ行くことに
ソウルの空港で燃料を補給
しかし
大連の空港の天候が回復する見込みがないため、成田に引き返すこととなりました。
なが~い一日
それも徒労に終わりました。
気の毒なのは乗客です。
お客様は大連行きの便がこの日はないため、翌日の出発となってしまいました。
大連空港では、すべての飛行機が発着できなかったわけではなく、小型機は発着できたそうです。
大型機は視界の最低高度が高く、小型機になればなるほど視界の最低高度が低く設定されているためです。
ですから大連のような空港へ行かなくてはならない時
大切な仕事の時など、機種を調べて、なるべく小さな飛行機にしたほうが良いかもしれませんね。
そのフライトの疲れが取れないまま、ロンドンのフライト
ロンドン行きのフライトは
ファーストクラスもビジネスクラスも満席で空席は一つもない。
若干エコノミークラスに空席があるといった感じでした。
そういう時に限って
いろんなことがあります。
フルフラットシートが壊れたり,
強烈なクレームもあり、ひとり、また一人と前線から離れていく。
少ない人数でのサービスとなってしまい
メインディッシュのサービスが間に合いそうになく
そのため時間稼ぎに、LIQOUR CART(飲み物カート)で飲み物サービスを4回も行った記憶があります。
その時のビジネスのお客様がお酒好きの方が多くで助かりました。(酒飲みの気持ちは手に取るようにわかります)
クルー間のコミュニケーションが良かったこと
お互いに全面的に信頼できたこと
なんとか乗り切れることができました。
それくらい目が回るような忙しいフライトだったので
いまも良く覚えています。
そしてその時は
それが楽しかったのです。
自分でもなぜ?と思うのですが、楽しい?フライトでした。
達成感がたまらないのです。
現役時代の最後はロンドンのフライトを良く飛びました。
スタンバイで続けて3回呼ばれたこともあり、家にいるよりロンドンのホテルにいるほうが長いかも?と思う時もあったくらいです
ロンドンパブで宴会したり
おとなしくルームサービスで一人宴会だったり。
なんだか外の景色を見ていると
次から次へと
気温が上がらないので道路にはまだ雪が残っています。
成田空港は大混乱したようです。
公共交通機関がほとんど全滅
出国の人も入国の人も大変だったことでしょう。
雪とは関係ないのですが
現役時代にこんなフライトトラブルがありました。
それは成田発大連行き
大連の空港は軍との共有の空港です。
軍機が演習を行うと民間機は後回しのため待機を命ぜられることがあり
それがしばしば、
それも突然のため、出発も到着も定時制を保つことが難しい空港の一つです。
またよく霧が発生しやすいため、天候不良でエアポートクローズになることがあります。
その日は、大連の空港周辺の天候は良くないが、到着の頃には回復する見込みということで
一応燃料を多めに搭載しての出発となりました。
大連空港到着40分前頃コックピットから知らせが入りました。
天候不良で視界が最低高度で不良とのこと(機種によって、視界の最低高度は異なります。)
ここ上空で待機をし、天候回復を待ちます。とのことでした。
結局1時間30分ほどぐるぐるとホールディング
燃料補給のため、ソウルのイーチョン空港へ行くことに
ソウルの空港で燃料を補給
しかし
大連の空港の天候が回復する見込みがないため、成田に引き返すこととなりました。
なが~い一日
それも徒労に終わりました。
気の毒なのは乗客です。
お客様は大連行きの便がこの日はないため、翌日の出発となってしまいました。
大連空港では、すべての飛行機が発着できなかったわけではなく、小型機は発着できたそうです。
大型機は視界の最低高度が高く、小型機になればなるほど視界の最低高度が低く設定されているためです。
ですから大連のような空港へ行かなくてはならない時
大切な仕事の時など、機種を調べて、なるべく小さな飛行機にしたほうが良いかもしれませんね。
そのフライトの疲れが取れないまま、ロンドンのフライト
ロンドン行きのフライトは
ファーストクラスもビジネスクラスも満席で空席は一つもない。
若干エコノミークラスに空席があるといった感じでした。
そういう時に限って
いろんなことがあります。
フルフラットシートが壊れたり,
強烈なクレームもあり、ひとり、また一人と前線から離れていく。
少ない人数でのサービスとなってしまい
メインディッシュのサービスが間に合いそうになく
そのため時間稼ぎに、LIQOUR CART(飲み物カート)で飲み物サービスを4回も行った記憶があります。
その時のビジネスのお客様がお酒好きの方が多くで助かりました。(酒飲みの気持ちは手に取るようにわかります)
クルー間のコミュニケーションが良かったこと
お互いに全面的に信頼できたこと
なんとか乗り切れることができました。
それくらい目が回るような忙しいフライトだったので
いまも良く覚えています。
そしてその時は
それが楽しかったのです。
自分でもなぜ?と思うのですが、楽しい?フライトでした。
達成感がたまらないのです。
現役時代の最後はロンドンのフライトを良く飛びました。
スタンバイで続けて3回呼ばれたこともあり、家にいるよりロンドンのホテルにいるほうが長いかも?と思う時もあったくらいです
ロンドンパブで宴会したり
おとなしくルームサービスで一人宴会だったり。
なんだか外の景色を見ていると
次から次へと